メディアファクトリーが30?40代向けのライトノベルレーベルを創設 | スラッシュドット・ジャパン
あるAnonymous Coward 曰く、
http://slashdot.jp/story/13/06/26/0423215/ライトノベルやコミックなどを出版するメディアファクトリーが、30〜40代男性に向けたライトノベル「MFブックス」を創刊するとのこと(ダ・ヴィンチ電子ナビ)。
ゲームやアニメ、コミック、ライトノベルに親しみがあるが、社会に出て離れてしまった層をターゲットにするという。また、インターネットで公開されたWeb小説などからの作品を多く刊行するというのも特徴だそうだ。
とはいえ、MFブックスのサイトを見ても全然既存のラノベとの違いが見えないような。主人公がおっさんになっただけ? でも一昔前のラノベ(ファンタジー小説)ではそれなりに20代主人公がいたような気もするし……。とりあえず、舞台が異世界になっただけの島○作シリーズみたいな展開だけはやめてください(汗)。
むしろWeb小説で俺Tueee書いてるのも読んでるのも、割と30〜40代が多い気がするのだが。
設定も内容も代わり映えしない、無料で読める作品を、金を出して買うのだろうか。
個人的に、俺Tueee小説は、エロと同様に常に一定の需要がある定番の娯楽であり、エロ動画とかエロ本と同レベルの「代償行為」な存在と考えている。
エロ動画とかエロ本が現実で発散できない性欲に対する代償行為として存在しているのに対して、俺Tueee小説は自己承認欲求と自己顕示欲を代償する為に存在しており、現実でそれらを満たせなかった人達に好んで消費されるのだ。
その意味で、氷河期世代で散々に叩き潰され、社会に見捨てられた30〜40代が、そっちに手を出しやすい下地はあるのだが、そんな世代をメインストリームにして売ろうってのは、色々と間違っている気がする。
少なくとも、先のある商売じゃ無いかと。