【中国】新型戦略爆撃機｢轟6K｣が服役 ハワイへの急襲も可能:黒マッチョニュース

中国の新型戦略爆撃機「轟6K（H‐6K）−戦神」は中国が独自に研究開発した新型の爆撃機であり、「轟6（H‐6）」爆撃機シリーズの改良型である。
カナダ軍事専門誌「漢和ディフェンスレビュー」は、「射程距離約2000キロのCJ‐10A型巡航ミサイルを6発搭載している轟6Kは既に戦略爆撃機としての特徴を備えており、これまで開発されてきた轟6シリーズに比べ、大きな飛躍を遂げている。射程距離や搭載しているミサイルの数で言えば、世界最先端の爆撃機とはまだ大きな差があるものの、轟6Kは既にアメリカのグアム島やミッドウエイ諸島、ハワイ諸島への空からの強襲作戦が可能なレベルに達している。これにより、中国はアメリカ、ロシア、イギリスに次ぐ第4の、戦略爆撃機を有する国となり、重要な戦略的意義を持つ」との見方を示している。

http://japanese.china.org.cn/politics/txt/2013-08/10/content_29679821.htm

きょうび、非ステルスの爆撃機でアメリカ爆撃できるとか…。
ハワイまで飛べる、とハワイを強襲できる、の間には越えられない壁があると思うんだ…。
そもそもアメリカが大戦時代の遺物であるＢ５２とかを運用できるのは、アメリカの空軍力なら、ほぼあらゆる国相手に絶対的な制空力を発揮できるから、安心して戦略爆撃機なんて超特大鈍足機をのんびり飛ばせるのであって、そんなアメリカですらピンポイントで相手のレーダー網を突破できるステルス戦略爆撃機なんてゲテモノを配備してる時代に、設計自体は半世紀以上前に枯れた戦略爆撃機の開発と配備って、どんだけ戦略が遅れてるんだ？
そもそも、巡航ミサイル搭載型と言う時点で、時代遅れが極まっていると言うか。
先進国相手に、遷音速の巡航ミサイルは迎撃される確率が高すぎて、核兵器運搬プラットフォームとしては時代遅れであり、今は弾道弾が主流。
巡航ミサイルを通常弾頭で運用するには、ミサイルが高額すぎる、と言うのもまた弾道弾同様であり、超格下相手に味方の死なない戦争を仕掛ける場合でもなければ、よーけ使わんと言うか。
…フィリピンやベトナム相手に使う気か？