gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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家庭向け「小水力発電機」開発/Web東奥・ニュース20130922140104

階上町の機械修理業大江昭男さん(64)が、家庭向けの小水力発電装置を開発し、19日から試運転を始めた。装置は、タンク内の水を循環させて水車を動かし発電する仕組みで、今月上旬に特許を出願。洗濯機程度の大きさで、水路など大規模な設備がいらないのが特長といい、年内の製品化を目指す。
大江さんが開発した発電装置は、タンクの上部に市販の発電モーターにつないだ水車を取り付けた構造。タンクの水をポンプでくみ上げ水車を回す。出力は約2キロワットと、住宅用太陽光発電機と同程度で、ポンプを動かす電力は稼働開始時以外は自前でまかない、日夜問わず常時使えるという。
タンクは250リットルの水が入る程度の大きさで、雨水をためて利用できる。販売価格は、同程度の出力の水力発電機と比べて4分の1程度に抑えたいといい、50万円以内を目指している。
東日本大震災での停電をきっかけに、発電に興味を持った大江さん。40年間、バイク販売・整備業を営んでいた経験を生かし、バイクの発電機の構造を基に開発を進めた。当初は水路の流れで水車を回す発電装置を考えていたが、1年前、水路がない家庭でも使える発電機はないか−と、水を循環させる仕組みの着想を得た。水車の羽根の形状や取り付ける角度など試行錯誤を重ね、試作機を完成させた。
用途は家庭用のほか、街灯や水耕栽培の電源も想定。複数の企業・個人から、すでに問い合わせがあるという。大江さんは「水力発電を安く、みんなで使えるようにしたい。水車をもっと回転しやすくしたり、改良の余地はある。どんどん完成度を高めたい」と話している。

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2013/20130922140104.asp

この書き方だと、永久機関詐欺にしか見えない点。
多分、超小型揚水力発電を意図した発電装置なんじゃないかと思うのだが。
夜間電力で上部タンクに揚水し、昼間にタンクからの水で発電する、みたいな。
ぶっちゃけ少し考えればわかる話で、効率は最悪。
「やりたいことはわかるが、そこまでする意味が分からない」という類のモノだと思うけど。
もし、本気で永久機関詐欺だとしたら、かなり低レベルのヨタ話で、騙された東奥日報記者は、中学校の理科から勉強し直せと言われるレベル。