gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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米の水陸両用車が日本に到着 NHKニュース

政府が、陸上自衛隊に発足させる上陸作戦専門部隊の参考にするため、およそ5億円でアメリカから購入した4両の水陸両用車が横浜港に到着し、20日夜、自衛隊の駐屯地に向かいました。
横浜港の岸壁では午後3時ごろ、コンテナに囲まれるように保管されている4両の水陸両用車からカバーが外され、迷彩塗装された車体が姿を見せました。
そして、自衛隊アメリカ軍の関係者が立ち会うなか、クレーンでゆっくりとつり上げられ、駐屯地に運び込むため用意された大型トレーラーに載せられました。
この水陸両用車は、アメリ海兵隊の主力装備の「AAV7」で、全長およそ8メートル、重さは20トン余りあり、ボートのように浅瀬を進み、そのまま上陸することができます。
防衛省は、陸上自衛隊に発足させる上陸作戦専門部隊、「水陸機動団」の参考にするため、今年度、合わせて4両を、およそ5億円でアメリカから購入しました。
トレーラーに載せられた水陸両用車は、20日午後9時ごろ横浜港を出発し、関東地方にある自衛隊の駐屯地に向かいました。
防衛省は、到着したAAV7を詳しく調べ、自衛隊として初めての装備となる水陸両用車の性能などを確認する予定で、導入する車種を選定する際の参考にすることにしています。
水陸両用車を52両導入の計画
政府が去年12月の防衛計画の大綱で5年以内に発足させるとした上陸作戦の専門部隊、「水陸機動団」は、最終的に3000人規模の部隊となる見通しです。
離島防衛を専門とする陸上自衛隊の部隊は、西部方面普通科連隊のおよそ700人だけですが、「水陸機動団」では、同じ規模の連隊を合わせて3つに増やし、部隊の中核とする計画です。
また、政府は、今後5年間の中期防=中期防衛力整備計画の中で、上陸作戦に欠かせないとして、水陸両用車を52両導入するとしています。
さらに、ヘリコプターに比べ、部隊の機動力が高まるとして、アメリカ軍が沖縄に配備している新型輸送機オスプレイを17機導入するなどして、離島防衛の態勢強化を図るとしています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140220/k10015402101000.html

真面目な話、渡航できるのは波の緩い海で、上陸の為には砂浜のような場所が要るから、急峻な地形が多い日本の離島にどれだけ対応できるかは微妙と言うか。
普通に揚陸艦とセットのエア・クッションタイプの揚陸艇を揃える方が先なんじゃないかと思ったり。
なお、一方で日本のベンチャー企業
関連:ついに来た!100万円以下の水陸両用自動車が発売!!!
こんなのが開発してるとか。
しかし、日本では船と車両方の安全基準が壁になって発売されない模様。
つか、公式ページを見に行ったが、日本の安全基準が壁と言うより、普通に車として安全性に疑問を感じるレベルで貧弱そうなんだが。
電気自動車なんでパワーパックをホイール内に納められるから、軽くする為に極限まで車体を小さくしても、車体の大部分を居住空間に充てられる感じで、十分な強度とか、潰れて人を守る余地とかが無いというか、衝突したらそのまま中の人も潰れそうな怖さがある。
きっと、何らかの安全対策はされているだろうとは思うんだけど…。