gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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A-10攻撃機を全廃へ 米軍兵力大幅削減計画で : 大艦巨砲主義!

【ワシントン=青木伸行】ヘーゲル米国防長官は24日、2015会計年度(14年10月〜15年9月)の国防予算案の概要を発表した。現在約52万人の陸軍兵力を第2次大戦後、最小規模の44万〜45万人に削減する。一方、アジア太平洋重視戦略は維持するとした。
戦費を除く国防予算は4960億ドル(約50兆8400億円)。装備の削減と調達計画の変更は、厳しい財政事情による国防予算の削減という要請から陸、海、空軍の全般にわたっている。国防総省は、「より小規模で能力が高い軍」を掲げ、装備の量的な削減を、即応・機動力、技術革新性などで補うことを基本としている。
これに加え、陸軍兵力の大幅な削減は、イラクアフガニスタンからの米軍撤退により、もはや長期にわたる大規模な部隊の駐留は想定されないとの判断から、決定された。特殊作戦部隊は現行の約6万6000人を、6万9700人に増強する。
一方、海軍では、シンガポールにも配備されている新型沿岸海域戦闘艦(LCS)の調達計画を、当初の52隻から32隻へと削減し、同時に能力の向上を図る。空母11隻体制を維持する方針だが、予算削減が16年も継続されれば、原子力空母ジョージ・ワシントンの退役は不可避だとした。
航空戦力では、最新鋭ステルス戦闘機F35、無人偵察機グローバルホークの調達計画に変更を加えない一方で、旧式のA10攻撃機を全廃し、U2偵察機も退役させる。
ヘーゲル長官は記者会見で「運用の焦点と兵力をアジア太平洋地域に移し続け、中東と欧州のカギとなる同盟・友好国への関与も維持する」と強調した。削減については「これが現実というものだ」と、苦しい胸の内を明かしたが、共和党議員などからは反発の声が上がっている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140225-00000517-san-n_ame

A10に関しては、ロマン兵器だからな…。
真面目な話、戦闘機(とミサイル)の高性能化で鈍重な攻撃機とか爆撃機は、単なる的だから、AC130と一緒で、完璧な制空権を取った上で、相手に対空車両等のまともな対空迎撃能力が無い事を前提にしないと、損耗率がマッハだし。
しかし、日本と違って天然の保管庫と言うべきデビスモンサン空軍基地があるから、退役してもある程度は維持が出来るのが強みだよなぁ。
もし必要になったら、別な場所で保管してあるエンジン積んで、再整備で飛行可能になるんだから。
退役させたとしても、必要になったらすぐに現役復帰させられる強みは大きい。
日本なら、屋外保管したら1年野ざらしでぶっ壊れる事請け合い。かと言って、屋内保管なんて超絶に金の掛かる事は出来るはずも無い。
軍用のメガフロート基地とがが出来るなら、メガフロート内部に保管とかできると捗るのだが…。