gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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最近のSTAP細胞に関して

個人的に、この件は既に科学ではなく、感情の話になりつつあり、シロウトは黙って専門家の最終結論を待った方が良いと思う。
どうにも、ゴーストハントのナルちゃんが、ゲラリーニを扱った巻で「日本の超心理学に関する不幸」に言及した台詞が頭をよぎる。
専門家でも、リテラシーがある訳でも無い、ただセンセーションを追うだけのマスコミに判断を任せた事による悲劇がゲラリーニなら、今回の件は、より悪質な事に、科学的な手法と手続きで判断されるべき論文が、マスゴミと踊らされるマヌケな有象無象が騒ぐ事で、悪意に満ちた雰囲気が形成され、感情論と断片的な情報を歪められて報道され、印象論で叩かれている。
本来なら、ただ粛々と科学的ルールに従い検証され、正しければ応用研究に着手され、間違いなら間違いと判を押されてリジェクトされるだけの話だったのに。
これは、とりもなおさず、24年前に発売されたゴーストハントの時代から、日本のマスコミは全く変わらぬ悪弊を持ち続けているだけでなく、むしろ悪癖を悪化させて恥じない、自浄作用なんてなかったんやw という状況と言う証左だよね…。
もちろん、このインターネット時代にも関わらず、ホイホイと踊らされて叩くマヌケな人々もまた、当事から全く成長していない(むしろ悪化?)、と言う話でもあるのだが。
…論文コピペを擁護する気は全く無いけれど、もし卒研論文のコピペを精査して、1割以上のコピペが判明したら学位取消!というのを徹底したら底辺大学卒業者の過半数と、有名大学からも数割くらいが学位取消対象になって、就職時に遡って学歴詐称から解雇コンボが適用され、ニート大勝利!…というオチがつきそうな気がする。*1

*1:それぐらい底辺大学はテキトーだという余談