5年の差と2年の差、そして最新Atom
実家向けに、レノボアウトレットで格安ノートPCを購入した。
価格は47K。CPUは、Core i5-4200Uである。
これは、Surface Pro 2にも搭載されている石で、コイツの搭載機は最安級でも8万位するから、特価で買えたと思う。
なお…
2年と5か月前に59Kで購入した現在のノートPCのCPUはCore i7-2670QMである。
5年と7か月前に49Kで購入した実家のノートPCのCPUはCore2Duo-T8300である。
参考:CPU比較表(性能ランキング) - Hardware Navi
こちらのサイトを参考に、PassMarkスコアとGFLOPSスコアを比較してみると…
CPU名 | PassMark | GFLOPS | 発売時期 |
---|---|---|---|
Core i5-4200U | 5748 | 80.00 | 2013Q3 |
Core i7-2670QM | 8347 | 70.40 | 2011Q4 |
Core2Duo-T8300 | 2045 | 19.20 | 2008Q1 |
とまあ、こんな感じ。
2世代落ちとは言え、腐ってもCorei7だから、Corei5に比べると総合処理能力では45%ほど勝っているのだが、内蔵グラフィックは如実に世代差を反映してしまい、12%ほど劣っているようだ。
そして、Core2Duoは5年半落ちにも拘らず、性能差3倍とまでは行かないようで、健闘しているように見える。
ちなみに、このスコアは最新のAtomであるZ3735Fよりは上。*1
判りやすく言えば、Core2Duoは最新のAtomPCと同程度以上のレスポンスが期待できるわけで、未だにCore2Duo機を現役で使っている人が多いのも頷ける。
一方で、逆に言えば、名CPUであるCore2Duoに迫る処理性能を、小さなタブレットが僅かな電力消費で叩きだして居る訳で、ここ7〜8年くらいのCPU開発が、クロックや処理性能だけでなく、省電力を追求してきたという成果が花開いたとも言えるだろう。
とはいえ、今の開発傾向が続くなら、安物買いの銭失いでセロリンとかペンティアム搭載機を買わず、まともなCorei搭載機買ったら、5年くらいは問題なく使えると思う。
*1:消費電力比では比較にならんけど。TDP35Wと2.2W…約16倍