gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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72時間以内に日本を壊滅状態に…新しい原子力潜水艦23隻が海軍基地に出現 : 大艦巨砲主義!

2014年10月7日、中国メディア・雷霆軍事網は中国遼寧省の葫芦島人民解放軍海軍基地に新しい原子力潜水艦23隻が出現したと伝えた。以下はその概要。
現在、中国が保有する核兵器の威力は24〜72時間以内に日本に対して2〜5発の核ミサイル攻撃が可能。中国の最初の核攻撃で、日本は東京などの大都市が壊滅状態になる。さらに、日本の4大軍港の呉、横須賀、沖縄、佐世保を攻撃目標にすれば、海上自衛隊へのダメージは計り知れない。
中国が日本に対して核攻撃を行っても、米国が核ミサイルを中国へ打ち込むことはない。米国防省は軍事報告書のなかで、これを指摘している。米国は現在、4300発の核ミサイルを保有しているが、中国の核ミサイル製造速度には目を見張るものがある。中国はわずか6年で浙江省東部の沿岸に核ミサイル631発を配備したが、その半数は日本に照準を合わせている。中国は日本の軍備拡張を理由に、自身の軍備増強を着々と進めているのだ。(翻訳・編集/本郷)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141011-00000021-rcdc-cn

だからさ、非核保有国に対する先制核攻撃は、中国の核ドクトリンとして認められていないし、仮にやらかしたら世界中の非核保有国を敵に回し、核保有国は大義名分が出来たと喜んで新型核兵器の試験を中国本土で行う事になるんだが…。
万が一、アメリカが報復核攻撃を拒否したなら、3か月以内に日本は自前て核装備し、報復核攻撃をする事になる。*1
アメリカが撃つにせよ、日本が撃つにせよ、MD装備のない中国が、復讐心にたぎる日本からの大都市への報復核攻撃を回避する術は無い。
あと、非核弾頭を搭載した巡航ミサイルとか、中距離弾道ミサイルについても、真っ先に「(原発などの)民間施設」を狙うのは、国際法違反だっちゅーの。
もし中国が民間施設への無差別攻撃を解禁したなら、日本が三峡ダムを狙わない理由なんて、微塵も無くなる
工作員が仕掛けられる程度の発破1発で、下流に住む5000万人を巻き込んだ大水害が発生しうる巨大爆弾を国内に抱えてるって、自覚ないのかな…。
EMP攻撃にしろ、民間インフラ狙いの都市攻撃にしろ、日本に対して中国が有効だと信じている戦法の大半は、同様に中国に対しても有効であり、先にやらかしたら、当然同じように反撃されるんだ、と言う視点が無いのがね…
あと、23隻の原潜って数的には凄いけど、サブマリナーって簡単に育成出来ないスペシャリストであり、日本が退役期間を延ばして潜水艦定数18から22隻に増強する、と決まったが「乗員の確保」の問題が懸念されているくらい。
たった4隻増やすだけでも、「まともな国なら」大変なのに、中国では簡単に23隻も増やせてしまう。
この時点で、ハードウェアの点はともかく、ソフトウェアの問題を抱えていると確信できる。
…ほんと、日清戦争のときからなーんにも学んでいない。

*1:本土核攻撃されたら即座に日本が降伏する、という妄想を信じている人が9条信者には多いけど、核攻撃では艦隊の無力化が出来ない事はアメリカが実験済みであり、日本の防衛戦力の大半は生き残る。防衛戦力の大半が生き残っている状態で、核兵器で無辜の民を大量に殺され、降伏しても民族浄化されると判ってて降伏する馬鹿は居ない。そして報復核攻撃出来るのに、しないという選択肢もまた無い。