gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

はてなダイアリーが更新できなくなったので、泣く泣くこちらに移行。使いづらいようなら、別なサービスへの引っ越しも検討する予定。元ダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/

いきなり!ステーキ 池袋南口店

所謂ペッパーレイプの系列で、ステーキに特化したお店であり、平日ランチだと、300gのワイルドステーキが1050円(税抜)と聞いていたので、お試しで食べてみる事にした。
ちなみに、これがランチ以外だとリブロースステーキ300g+Bセット(ライス・サラダ・スープ)で1900円(税抜)からになるので、全く安くない。
さて、開店直後の11時少し過ぎに入店したにもかかわらず、店内には数組の客が入っており、人気の程が伺える。
早速、ワイルドステーキを注文し、ペーパーエプロンをつけて待つこと5分、あっという間に全部揃った。
(写真は後日)
強火で表面だけ焼いただけ、ブルーかブルーレアくらいの焼き加減で、カットした後鉄板に盛り付けただけ。
後の焼き加減はステーキソースを投入するタイミングで自分で調整してね、と言うペッパーレイプでもお馴染みの方式だけど、これは酷い。
自分は40秒ほど追加で焼きを入れてからステーキソースを投入したけれど、他の客は到着と同時にステーキソースを投入してほとんど生のまま食べ始めている。
博多ラーメンとかでもそうだけど、普段料理とかしない素人に「お好みの味付け」とか「お好みの焼き加減」とか言っても、マトモに出来る筈が無いのだ。
それでいて、自己責任で調節したから、文句を言う先も無く、黙って食うしかない。
正直、外食と言う物には、プロの技とか技術料に金を払う部分もあると思うのだが、この手の自分で手を加えるタイプの料理は、そういう価値が無い分、外食としては下の部類に入ると思って居る。
しかも、300gの内50g位は脂身なので、きちんと火が通ってないと気持ち悪くて食えたものではない。
自分はレアよりまし程度まで火を通したから食べられたけれど、案の定、他のお客では残している人も居たようだ。
肉質自体は、ほとんど生で食わせるだけあって、最低限の肉質と柔らかさはあると思う。
少なくとも、この内容を1050円(税抜)で食べられると言うのは、間違いなくお得だと断言できる。
しかし、この提供方法で出されるくらいなら、自分の家で焼いた方が10倍マシなので、お得なランチ以外で利用はあり得ないかな。
少なくとも、この提供方法で高い和牛とかサーロインを出されても、きちんと美味しく火を通して食べらる人は少数派だろう。(鉄板の熱量の都合で、絶対ミディアムまで火が通らないし)
大半は、生同然の肉を食って、味ではなく値段に満足して帰る事になると思う。
まあ、なんというか、話題優先のネタ店舗形態だと思うけど、一気に店舗数が増えるくらいには人気があると言うのだから、世の中は物好きが多いと思う。
追記:なお、最初から食べる気はなかったワイルドハンバーグの方も、「ひき肉なのに中身がレア」という論外な提供方式…これまたペッパーレイプでは普通の提供方式…で、焼きながら食べるんだとか。ステーキならともかく、どんなクズ肉が混ぜられているか判らんハンバーグで生焼けとか、牛肉だろうと勘弁してほしいわ。