北朝鮮 金第1書記、北朝鮮初の女性戦闘機パイロットの飛行を視察 なお戦闘機はミグ１５ : 大艦巨砲主義！

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は28日、金正恩（キム・ジョンウン）第1書記が北朝鮮初の女性戦闘機パイロットの飛行訓練を視察したと報じた。
金第1書記は2人の女性戦闘機パイロットによる離着陸訓練のようすを見守った後、2人を呼んで満足感を伝えた。
北朝鮮は1993年2月に女性飛行連隊を創設したが、女性パイロットはジェット戦闘機ではなく、主に旧型のプロペラ航空機を操縦していたとされる。これに関し金第1書記は今年4月15日に開かれた第1回飛行士大会の席で、女性戦闘機パイロットの養成を指示したとされる。
朝鮮労働党機関紙の労働新聞もこの日、1面と2面に飛行訓練視察の記事と関連写真を掲載した。
女性パイロットが操縦していた戦闘機はミグ15とみられる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141128-00000021-yonh-kr

これはすごいニュース。
何が凄いって、開発国はおろか、大半の輸出先でとっくに現役を退き、ごく一部の国で訓練機として細々と生き残っているだけのＭｉｇ１５なんて骨董品が、実戦稼働機として運用されている点。
日本で例えるなら、三菱Ｆ１が稼働状態かつ実践配備されているぐらいの衝撃。*1
…ちなみに、恥ずかしい事に日本は、国内航空史の貴重な記念機体すら、動態保存はおろか展示保存すら出来ないほど歴史や文化と言う物を軽視するくせに、のーぱんしゃぶしゃぶとかには税金使って行くような官僚が跋扈する国なので…。
関連:時事ドットコム：ＹＳ１１買い手求む＝展示用に、１号機は機械遺産−国交省

国土交通省は日本が独自開発したプロペラ旅客機で、量産１号機が機械遺産でもある「ＹＳ１１」１機の売却手続きを進めている。同機は、国交省が各地の空港に飛ばし、滑走路に機体を誘導する電波を検査するために使っていた。同省は、買い手が再び飛ばすには「手間と費用が掛かりそう」なため、貴重な機体の展示などの目的で買い手が現れることに期待をつないでいる。
このＹＳ１１は１９６８年製造で、もともと老朽化していた上、羽田空港で長期間保管されていたため部品の傷みも進んでいるとみられる。２０１０年にも売却に向け入札が行われたが応募者はなく、今回２度目の入札となる。
ＹＳ１１は海上、航空自衛隊が使用しているが、民間機としては国内では完全に引退している。入札への応募締め切りは１２月２日。国交省は今回売却できなかった場合、このＹＳ１１を廃棄処分する方針だ。（2014/11/26-18:57）

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201411%2F2014112600630

売却とか色気出してないで、無償譲渡で、引き取り手には所有権移動に関連する税金は優遇するとか、引き取ってもらえるようにお願いするのが筋だろＪＫ。

*1:なお三菱Ｆ１は不動展示機が１機だけ現存し、他はすべてスクラップになった