gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

はてなダイアリーが更新できなくなったので、泣く泣くこちらに移行。使いづらいようなら、別なサービスへの引っ越しも検討する予定。元ダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/

中国国営メディア「報道の自由に限度を」 仏週刊紙の風刺批判  :日本経済新聞

【北京=島田学】中国の国営新華社は12日までに、フランスでの週刊紙銃撃事件に端を発したテロ事件に関する論評記事を伝え、テロ事件を批判する一方で「報道の自由にも限度があるべきだ」としてイスラム教を風刺した漫画を載せた仏週刊紙を批判した。風刺画については「笑いは他人を傷つけないことを前提にすべきだ。無制限で無原則な風刺や侮辱は『言論の自由』とは相いれない」と主張した。
中国のインターネット上では、新華社の主張に理解を示す書き込みが目立つ。ただ新華社の論評からは、今回の事件を自国の言論統制の正当化に利用したいとの中国政府の思惑もにじむ。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM12H4M_S5A110C1FF8000/

結局のところ、襲撃されたフランスの人種差別誌とか、朝日新聞毎日新聞に代表される捏造三流ゴシップ誌が、その権利を濫用して「報道の自由」を貶め、報道規制のある中国誌以下のゴミ記事を乱発しまくったから、こんな結果になったと言える。
共産党の機関紙がしばしば企業としての新聞社では書けない「まっとうな正論」を展開したりするように、中国の新聞も特定の方向以外だと、割とまっとうな記事を書くのだが、その質は日本の特定新聞社の記事なんかと比べてものにならない程上質だったりすることは珍しくない。
そうした記事を見る度、特定新聞社の記者どもは、恥ずかしくないのかと思うのだけれど、一向に変わらないところを見ると、自由主義社会の新聞記者という職業に誇りを持ってたら、特定新聞社でゴミ記事乱発とかできないよなぁ…とも思う。
…まあ、中国誌の記事は、各論で正しくても、総論で斜め上だから、全体でみればやっぱりゴミなんだけど…。
閑話休題(それはさておき)
報道の自由」は自由主義・民主主義の寄って立つ柱として守るべきものだが、「捏造の自由」は否定されるべきだし、「報道の自由の名を借りた人種差別的な毀誉褒貶」といった行為は、「節度を持つべき」だろう。
けれど、それを法的に規制するのはNGな。