gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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ギリシャ支援延長も厳しい交渉続く NHKニュース

ギリシャへの金融支援が今月末に期限を迎えるのを前に、ユーロ圏の財務相会議は支援を4か月間延長することで合意しましたが、ギリシャ構造改革を巡る協議しだいで支援が打ち切られるおそれもあり、今後も厳しい交渉が続くことになりそうです。
今月末で期限を迎えるギリシャの金融支援について協議するため、ユーロ圏の財務相会議がベルギーのブリュッセルで20日開かれ、各国はギリシャへの支援を4か月間延長することで合意しました。これによって、ギリシャが資金繰りに行き詰まる事態はひとまず回避されることになりました。
その一方で、ユーロ圏各国はギリシャ政府に対し、支援を延長する条件として今月23日までに構造改革案を提出するよう求めたうえで、それが妥当かどうかを4月末までに判断するとしています。
反緊縮を掲げるギリシャの新政権は、最低賃金の引き上げや解雇された公務員の再雇用などの政策を打ち出していますが、ドイツなどからは財政再建構造改革を後退させるなどとして反対の声が上がっています。
今後の協議でギリシャとユーロ圏各国が合意できなければ、金融支援は打ち切られ、ギリシャ債務不履行やユーロ圏からの離脱が再び懸念される事態となりかねないだけに、厳しい交渉が続くことになりそうです。
ギリシャ・独財務相会見
ギリシャのバルファキス財務相は20日、記者会見して「3度にわたる協議の末に妥協を見いだすことができた。ギリシャは5年間ユーロ圏から孤立していたが、それもきょうで終わった」と述べて、合意を高く評価しました。
そのうえで「われわれはユーロ圏各国と共通の利益があり、23日に向けて昼夜働くつもりだ」と述べて、各国が納得する構造改革案を提示することに自信を示しました。
これに対し、ギリシャへの最大の支援国ドイツのショイブレ財務相は20日の会見で「約束した対策がきちんと果たされないかぎり、当然何の支払いもない」と述べて、ギリシャに対して緊縮策を求める基本姿勢に変わりはないと強調し、支援の延長に向けて注文をつけました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150221/t10015634771000.html

何と言うか、特定アジアにたかられ続ける日本のような、ドイツ財務相の苦々しい発言がワロエナイ。
つい前政権の頃まで、「韓国経済が破たんすれば日本も大打撃」みたいな論調がマスゴミでは一般的で、日韓関係は日本がどれだけ泥をかぶってでも維持しなければならない、韓国経済への支援は、日本経済対策より優先する勢いの不健全な状況だったが、調子に乗った韓国大酋長が竹島上陸や天皇侮辱発言などの挑発行為を繰り返し、ブチ切れた国民の支持を得た現政権が、日韓関係における「日本側の譲歩」を止めたとたんに、急激に日韓関係は冷え込んでしまった。
しかし、それによって日本経済が低迷したかと言うと、全く逆で、円安とアベノミクスへの期待感から景気はV字回復*1し、日韓関係と日本経済の間には、全く相関なんて無かったという無慈悲な現実が露呈してしまったという。
ぶっちゃけ、ギリシャがEUから離脱したとしても、一時的にユーロが下落する程度で、大した影響は無く、むしろ「一度加盟したら離脱不可の不可逆性」なんて異常なシステムだったEUにとってはシステム再検討の良い機会になるだろうし、ユーロ安はドイツにとってはビジネスチャンスであるという現実を考えると、ギリシャの立ち位置が本当にユーラシアの盲腸である韓国とそっくりである事に気づく。
いい加減、ウンザリとした感情を隠さないドイツの不満を考えれば、多分、3回目のお代わりは、無いんじゃないかなぁ…。
この件、ギリシャはこのまま紐付きで居たとしても、浮き上がる芽は無いんだし。
紐を離して一人で沈むか、紐を死守して首が絞まる寸前で他人に縋りながらアップアップするかの2択。
おすすめは前者。

*1:消費税増税で崖落ちしたが…