仕事でミスっぽい結果になる
少しでも具体例を挙げると、特定されるぐらい、日本では、その会社しか扱っていないＰＣ周辺機器があり、つい２年前に買った時には問題なく使えたので、システムリプレースの案件で必要になり、同じ型番で、同じ会社に注文して買ったら、使い物にならなかったという惨事。
最初は、データをやり取りするケーブルの問題かと思ったが、破棄する直前だった、同じ型番で２年前に買ったブツをつなげると、問題なく動いた。
んで、その会社に問い合わせたら…「こっそり仕様変更してて、機能を２つ削ってました。お値段据え置き、型番変更なしで」という驚きの事実が判明。
そのＰＣ周辺機器は、所謂「枯れたレガシーデバイス」という奴で、常に一定の需要はあるけれど、大手メーカーが大量生産すると確実に在庫を抱え過ぎて大損するというタイプの製品で、もう１０年以上前*1から仕様変更もなかったので、油断していた。
せめて、型番が違っていたなら、カタログ性能の比較チェックしてたんだけど、まさか同じ型番で機能が違う、しかも「劣化」とか、普通はあり得ない話。*2
正直、自分はさっさと諦めたのだが、粘り強い営業担当の交渉により、なんとか昔の仕様の機材を再生産して貰えることになった。
少量生産の枯れたレガシーデバイスだから通ったんだろうけれど、普通はロットアップ品の再生産とか、出来ても超高額になるから、最初から無理だと諦めるよなぁ…。
知らないからこその無茶ぶりと、その行動力ってのは、侮れないものだと思った。
