gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

はてなダイアリーが更新できなくなったので、泣く泣くこちらに移行。使いづらいようなら、別なサービスへの引っ越しも検討する予定。元ダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/

【★】旅客機が全員分のパラシュート用意しない理由・・・ - ブラブラブラウジング

(前略)
48: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/12(火) 10:16:20.62 id:OgGV94Gg0.net
無いよりゃマシだろ
(後略)

http://brow2ing.doorblog.jp/archives/1834449.html

こういう馬鹿が、世界を非効率かつ無駄を増やす最大のガン。
むしろ、こういう馬鹿はその存在自体が「無い方がマシだろ」担当なんだけど、そういう現実を理解できないからこその、ガチ馬鹿である。
まず、大型化が進む旅客機には様々なお客が乗る。健常者だけでなく障碍者も、大人だけでなく子供や乳幼児も乗る。
そのすべてを安全に空中から脱出させる方法は存在しないし、機体がコントロールできるギリギリまで可能な限り安全に着陸できる方策を探した方がリスクが小さいと考えられている。
事故から沈没まで数時間の猶予がある客船ならともかく、飛行機は最終的にコントロールを完全喪失してから墜落までの時間は数十秒から十数分とごく短い。
その間に、パラシュートで数百人もの乗客を安全に降下させるなんてのは、乗客全員がレンジャー徽章持ちの猛者でも無理だし、コントロールを失っている機体からの落下傘降下なんて、プロでも死ぬ危険性が高い危険な行為。
そんな状況にもかかわらず、乗客分のパラシュートを常備し、いつでも使えるようにしたら、パニック時に勝手に飛び降りようとして機外ドアを開ける奴が絶対に出てくる。
そうなると、その時点で機体がコントロールできていたとしても、機内与圧が失われ、隔壁破損などで機体が壊れ、乗客は暴れだし、助かるものも助からなくなってしまう。
色々現実の問題を勘案すると、リスクとメリットとコストが見合わない。というのが結論。
原発ゼロリスクを叫ぶ池沼の「心の平穏」の為に、日本国民が毎年5兆円以上、一人当たり年間4万円以上の燃料費を余分に負担させられているのは、日本ならではのあほらしい現実だという話と一緒。
ごく一部の池沼の「心の平穏」の為に、無用有害のパラシュートを全員分用意するとか、少しでもものを考えられる脳みそがあればね絶対やらないよね…と言う当たり前の話。