gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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支柱倒壊、「はり」撤去後の強度計算せず工事 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

JR山手線で12日朝に架線の支柱が倒れ、同線など一部区間が9時間以上にわたり運転を見合わせた問題で、JR東日本は17日、今回倒れた支柱から先月に鉄製の「はり」を撤去する際、撤去後の支柱の強度を事前に計算しないまま工事を行っていたと発表した。
社内規定違反にあたり、強度計算をしていれば、倒壊を防ぐ措置が取られた可能性がある。同社は強度計算が行われなかった経緯を調べている。
同社によると、倒れた支柱は元々、別の支柱と「はり」で結ぶ門型の構造になっており、山手線(内回り)と京浜東北線北行き)の2本の線路をまたぐ形で設置されていた。門型の構造により、支線(ワイヤ)の引っ張る力(約5トン)に十分耐えられるようになっていたという。
山手線では数年前から、メンテナンスがしやすい支柱への交換作業が行われており、今回倒れた支柱については先月25日、まず反対側の支柱とをつなぐ「はり」が撤去された。この撤去により、支柱の強度が弱まった可能性がある。
同社の内規では、今回のような設備の構造を変更する工事を行う際、設計段階で工事後の設備の強度計算を実施するよう定めている。この計算で強度不足が生じることが判明すれば、補強するなど設計を変更して安全を確保するという。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20150417-OYT1T50125.html

本来の社内規定では強度計算される筈が、されないまま施工…か。
今回は奇跡的な偶然で回避されたものの、一歩間違えば大惨事だっただけに、再発防止はきちんとしてほしいね。