ビジネス電波腕時計､10年で価格4倍のワケ | 週刊東洋経済(ビジネス） | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

新年度を迎え、新品の腕時計を身に着けた新社会人の歩く姿が目立つ。
GfKJapanによると、国内ブランド腕時計の平均価格は、近年右肩上がりとなっている。国内主要メーカーが広告宣伝費を最も重点的にかける中高級モデルが、価格押し上げに貢献してきた。
海外のブランド腕時計といえば、技術はすでに成熟化しており、価格の根拠が不透明という印象がある。が、国内のビジネス腕時計は、この10年間、技術面で「世界初」を目指し各社がしのぎを削り、付加価値を向上させてきた。
(中略)
セイコーに追随して、2014年にシチズンもGPSを搭載。カシオは同年、GPSに電波を組み合わせた世界初のモデルを投入した。
家電量販大手のビックカメラは、「購買層は機能を重視しており、機能がよければ高価格品も人気が出る。最近は20万円以上するGPS搭載モデルの売れ行きが好調だ」という。価格上昇の維持は各社の技術進化にかかっている。

http://toyokeizai.net/articles/-/66273

ほえぇぇぇ…。
正直、腕時計という分野自体がどんどん２極化の果てに、超高級な機械式腕時計以外は全滅すると思ってたわ。
実際、１００円ショップで売られている、ゴミのような単機能デジタル腕時計は、子供ですら見向きもしない商材と化している。
一方で、クォーツ式の腕時計は、良くも悪くも高級化には限界があり、最終的に機械式へと集約されていくものだとばかり思っていたが、腕時計メーカーは地道にブランド力の強化を進めていたという事か。
個人的には、トリプルセンサー搭載のプロトレック以降、物欲を刺激される機能は無くて、腕時計と言う分野自体への興味を失っていたけれど、今見直すとフルアナログのプロトレック最上位モデルＰＲＸ−７０００Ｔ−７ＪＦはちょっと欲しいかもしれないと思った。

昔買ったチタンのデジタル式プロトレックは、重たいのと、ガラス部分がサファイアガラスではなくて傷つきやすかったことと、電池の持ちが今一つだったのが数少ない不満点だったのだが、サファイアガラスになり、タフソーラーを搭載して、かつ軽量化まで果たしているのだから、不満点が全て改善されている。
あとはＧＰＳまで搭載して、緯度経度が表示されたら、軍用の個人デバイスとして使えるんじゃなかろか。
…なお、お値段は当時買ったプロトレックの２倍に達している模様。
新品最安で９２Ｋか…。いやいや無駄遣い禁止！
大体、発売が３年前だから、トリプルセンサーＶｅｒ．２なんで、そのうちＶｅｒ．３搭載タイプが出るだろうし。
と言っても、フルアナログ版が発売されたのは、トリプルセンサーＶｅｒ．２発売から１０年後なんだけど(爆)