和歌山出張改め和歌山観光
出張交通費が航空機料金で計算されていなかった為、和歌山まで陸路で移動。
まともに行くとほぼ昼前到着(大体１１時半ごろ)なので、昼食をとって１２時半からの待ち合わせとなり、朝の六時に起きて、えっちらおっちら乗り継いで、ＪＲ和歌山駅到着。
昼は、マクドの株主優待券があるので、これで安く…と考えていたのだが、「この和歌山、マクドナルドなる軟弱なファーストフードなど神聖なる駅前に居る事まかりならん」と今を去る事５年前に所払いされてしまったらしく、駅前にはロッテリアとミスド、ローソンぐらいしか見慣れた看板が無い。
待ち合わせが１２時半なので、得体のしれないお店で時間がつぶれて間に合わない、なんて事になると困るので、駅前を歩き回って、チェーン店の日本海庄やを見つけたので、ランチをささっと食べる。
そして、駅前で元請け営業と合流して、エンドユーザ様の所へ。
しかし、この元請け営業、肝心な情報は流してこない、勝手に都合よく自己判断して、違うと指摘するとキレルという悪癖もちで、今回現地が工事中で、サーバーはおろかネットワークすら未構築である、と今更白状してきた…。
まあ、機材さえ揃ってるなら、ローカルネットで動作するように構築すればいいのね、と軽く請け負って、さてデータベース構築を始めますか、と導入先のサーバーはどこにあるのか？と尋ねると、それ、ウチからの納品物でしょ、という特大の爆弾を落としてきた。
大慌てで会社に連絡し、機材を手配した営業に確認して経緯を要約すると、「一度要らないと言われた機材が、いつの間か復活してた。でもその連絡は特に無かった。しかし、ウチの営業が機材発注の最終確認を怠ってた」という話らしい。
この場合「機材発注の最終確認」をウチと元請けの営業が、両方ともズボラで最終確認してなかった、と言う双方に瑕疵ありの事案なのだが、ウチは下請けなので、一方的にウチが悪い事にしないと、元請けがエンドユーザに言い訳できない状況だから、対応策が決まるまで、もー針のムシロ。
また、足りない機材を今から発注しても、間に合う筈も無い。
…はるばる和歌山くんだりやってきて、完璧な無駄足確定である。
しかも、予備日として明日まで出張予定だから、ホテルも予約済み。
当日キャンセルは８０％なので、泊まっても泊まらなくてもホテル代が掛かるという。*1
とりあえず、会社には事情を話し、無駄にホテル代を払うぐらいなら、キャンセル差額の２０％は自腹切るので、明日は有給を入れて、一泊してからのんびり帰ります、と報告。
今日は、フリーになってしまった。
エンドユーザの所から、和歌山駅に戻る途中、和歌山城が見えてきた。
…ちょうどいいや、観光して帰ろう。
という訳で、タクシーを止めてもらった。
