gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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ロシアが核弾頭を搭載し壊滅的なダメージを与えられる新型魚雷を開発中であることがニュースでばれる - GIGAZINE

ロシア政府とNational Media Groupが共同出資して運営するTV局のニュース番組で、ウラジミール・プーチン大統領と軍幹部の会合の放送中に機密書類が誤って映り込んでしまい、同国が核弾頭搭載の長距離魚雷を開発していることが明らかになりました。
(中略)
機密書類によると、Status-6はNATOの防衛網を突破して攻撃対象国の沿岸部を放射線で汚染し甚大な被害を及ぼすことが可能とのこと。攻撃を受けた地域は軍事・経済など全ての活動が長期間にわたって不可能になるそうです。
(後略)

http://gigazine.net/news/20151113-russia-nuclear-torpedo-leak/

単なる核弾頭搭載型の魚雷なら、とっくの昔に開発されている。
アメリカのMk45なんざ1960年には開発が完了して、63年には配備開始してたぐらい。
しかし、既に全て退役済みになって居る。
何故なら、射程が短い癖に破壊半径が大きいから、撃ったら自分も被害を受ける欠陥兵器だったので。
ロシアの場合、アメリカの対潜用Mk45と異なり、対水上艦隊用で、破壊半径の広さを求めた兵器だったが、アメリカの実験により、艦艇に対して核爆弾はあまり有効ではない事が実証されており、こちらも通常弾頭バージョンが開発され、順次退役している。
では、記事にある「新型魚雷」は、何が新しいのかと言うと、核爆発を目的とした核弾頭ではなく、広範囲な核汚染を目的とした汚い爆弾(ダーティー・ボム)である点。
明らかに軍事施設ではなく、民間施設や都市部を狙い、国力削減と無差別殺戮を目的とした兵器であり、この開発が事実なら、ロシアはかなりヤバイ。頭が。
意図的なリークによる、アメリカに対する牽制、と言う意見もあるけれど、なんつーか社会主義国の「手段を択ばないっぷり」は、最終的に北朝鮮に似るという意味で、北朝鮮は未来に生きてる国だと思う。