gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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KF-X戦闘機の開発予算が政府案通りなら2025年より開発3年遅延…防衛事業庁長! : 軍事・ミリタリー速報☆彡

(前略)
防衛事業庁は当初要請したKF−X予算(1618億ウォン)が約900億ウォン(約95億円)削減されただけに、KF−X開発が目標年度(2025年)より2、3年ほど遅れる可能性があると明らかにした。チャン庁長は「KF−X事業の来年度予算が政府の原案で通過すれば、KF−X開発は当初の計画よりどれほど遅れるのか」という宋泳勤(ソン・ヨングン)議員(セヌリ党)の質問に対し、「2、3年遅れるかもしれない」と答えた。
防衛事業庁は当初、KF−X事業の予算として1618億ウォンを企画財政部に要求したが、政府の協議過程で670億ウォンに削減され、国会国防委に提出した。国防委は4つの核心装備の統合技術自主開発の可能性に対する客観的な評価の報告を受け、予算を執行するという付帯意見を付け、政府の原案通り予算を通過させた。韓国空軍はKF−Xを少なくとも120機を購入する予定であり、KF−X共同探索開発対象国のインドネシアもKF−X100機を購入する計画だ。国防部はこの日の国会で「現在インドネシアと交渉を進行中」とし「来週インドネシアに行って追加交渉を進める予定」と説明した。
この日の国防委全体会議では「KF−X事業」に関連する米国との契約問題をめぐり与野党から叱咤が続いた。監査院が監査するべきだという指摘も出てきた。
(中略)
一方、国会国防委全体会議に先立って開かれた公聴会では、この事業の必要性に専門家は共感を示した。しかし専門家は米国側が移転を拒否した4つの核心技術問題をどう解決するかをめぐり隔たりを見せた。
イ・ボムソク国防科学研究所(ADD)3本部2部長は「過去の開発事例と経験を基礎にADDと国内企業のすべての力を集中すれば、4つの航空電子装備統合技術を独自に開発できる」と述べた。
(中略)
一方、慎重な事業推進を強調した専門家は国内技術開発に失敗した場合のリスクがあまりにも大きいという懸念を表した。チョン・ヨンフン・ゴールデンイーグル工学研究所長は「現在の『ワンショットワンキル』方式はリスクが大きい」とし「まずは時間がかかってもFA−50(国産軽攻撃機)改造開発で空軍の戦力空白を埋め、KF−X技術開発を十分にすればよい」と述べた。
(後略)

http://blog.livedoor.jp/corez18c24-mili777/archives/46047400.html

現時点で、4つの核心技術どころか形状ステルス技術もジェットエンジン技術も無いのに、どうやって開発するんだろう。
そもそも、開発予算が6兆ウォン(6362億円)という、あまりにしょっぱい予算がおかしい。
日本のF2戦闘機開発で日本が立てた予算は1650億円。
最終的に2倍の3270億円が掛かってしまったが、アメリカが独自に立てていた試算では、最低6000億円が必要だと見積もりされていた。
原型機があり、エンジンもアメリカからの供与だったにもかかわらず、これだけ必要だったのに、ゼロスタートの開発で、しかも今日日の戦闘機開発予算としては、最低でも倍、韓国の「足りなさ」を考えれば5倍でも足りないだろう。
しかも、2025年に初飛行、30年代には配備開始とか…どう考えても無理だろう。
せめて、日本みたいに技術検証機の準備しているならともかく、現時点では本当に何もないんだし。