gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

はてなダイアリーが更新できなくなったので、泣く泣くこちらに移行。使いづらいようなら、別なサービスへの引っ越しも検討する予定。元ダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/

<新興国eye>ロシア財務省、ウクライナをデフォルト宣言//モーニングスター

ロシア財務省は1月1日、ウクライナ政府がロシア政府に対し30億ドル(約3600億円)のユーロ債の償還を15年12月31日の期限までに実施しなかったとして、ウクライナのデフォルト(債務不履行)を宣言し、近く債務完済を求めて英国の裁判所に提訴する方針を明らかにした。

このユーロ債は、ロシアがウクライナへの総額150億ドルの金融支援の一環として、13年12月に国民福祉基金(NWF)の資金を使ってウクライナ政府が起債した期間2年のユーロ債を引き受けたもの。しかし、このロシアへの債務返済をめぐっては、すでにウクライナアルセニー・ヤツェニュク首相が15年12月18日の閣議後の会見で、ロシアへの30億ドルのユーロ債の償還を一時凍結(モラトリアム)する意向を示しており、15年12月20日の償還期日を過ぎ、その後の10日間の猶予期間を満了した12月31日になっても元利合計30億7500万ドルを返済しなかった。
ウクライナ政府はこのユーロ債の返済問題について、いわゆる“2国間貸付”の公的債務ではなく、あくまでも金融市場を通じて取引された民間債務と見なし、ヘアカット(債務減免)や償還期限の延長などの債務の再構築を提案していたが、ロシアはあくまでも公的債務と主張してこの提案を拒否し、両国間の主張は平行線をたどっている。

http://www.morningstar.co.jp/msnews/news?rncNo=1706026

元々ロシアが支払い猶予していなければ、とっくにデフォルトしていたのがウクライナ経済であり、ウクライナ問題でロシアとの距離が開いたから、当然のようにロシアは支払い猶予を止めて、当然のようにウクライナはデフォルトした。
水が高きから低きに流れるぐらい、物理的に正しい結果であり、ウクライナ問題の発端となった欧州がケツモチしなかったのだから、必然な結果だとしか。
この期に及んで欧州に寄りたいウクライナ人って、激マゾかドアホだと思う。
この件に関して、ウクライナの主張はアホらしいの一言であり、民間債務だろうが公的債務だろうが、借りた金は返す、という当然の義務を履行せず、債務減免と言う名の踏み倒しや、償還期限の延長という名の借主リスクゼロ*1の借り換えを、後ろ足で泥を引っかけたロシアに頼むとか、恥を知れとしか。
そして、そうなる事が判っていて、甘言でウクライナのアホどもに資金と武器を渡して唆し、ロシアの庇護下から離脱させた癖に、ケツモチしないEUの外道どもは地獄に落ちればいいと思うよ。
誰がどう見てもゲロカスなISIS団と、アラブの春のツケで国内がガタガタになり、国民弾圧と言う劇薬に手を付ける羽目になったシリアのアサドとかのように、「どっちもどっち」という話ではなく、ウクライナ問題に関しては、どこまでも欧米の汚い内乱工作が起こした悲劇なんで。

*1:貸主リスクは莫大