gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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軍事費のGDP比から見る各地域・各国の軍事的緊張度 - A Successful Failure

こうやって可視化しても、中国の脅威が判らん奴多いんだよなぁ…。
ちなみに、中国の軍事費に研究開発費は含まれておらず、また人民武装警察*1の予算も含まれない。
人民武装警察を含む治安部門には、年間予算だけでも9兆円ほど使っている。*2
この点から、中国の軍事予算は実体として公表額の2〜3倍と言われている。
あと、地味に戦争中の韓国もGDP比で軍事費が高い国であり、国家規模で見るとやや不健全なレベルの軍事費を支出しており、歴代大統領は例外なく軍需関連の汚職に関わっている、という不名誉な実績を持つ程に、軍事関連の汚職が酷く、支出の割に装備の稼働率や実際の性能は悪いと考えられている。
真面目な話、F15Kなんて金食い虫を買う金があったら、KF16の近代化改修に予算を割いて居れば、今頃は実質的な空戦力で日本の空自を圧倒的に引き離していただろう。*3

*1:名前から見ると日本の警察的なイメージがあるかもしれないが、実体は重武装化した機動隊といった組織で、装甲兵員輸送車や武装した汎用ヘリなどの装備を持ち、構成員は現役の軍人で、人数は600万人。諸外国には準軍事組織とみなされている。普段から暴動の鎮圧、チベットウイグルで人民弾圧の先兵として活躍している事もあり、錬度も高い。日本の警察に相当する役割は、中国では公安の一部に割り当てられてている

*2:日本警察は25万人の人員で予算は3200億円程度

*3:ようやく日本の空自も近代化改修を始めたが、最新世代のAAMを装備できるか否かは、現代空戦で死活問題になっている。日本ではまだ1割程度の作戦機しか最新世代のAAMを装備できていない