gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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中国ネット、日本の国産ステルス実証機X-2の滑走テストに失笑 「ゴミだな」「なんて醜い戦闘機だ。やたらと小さいし」 : 大艦巨砲主義!

2016年2月11日、中国メディアの新浪は、日本初の国産ステルス実証機X―2が11日、名古屋空港で滑走テストを行ったと伝えた。
記事は、計画によると今月中旬に飛行テストを行い、機体は三菱重工から防衛省へ引き渡されると紹介。X―2は日本が2030年までに国産の第5ステルス戦闘機を製造するための実証機だと伝えた。
このニュースが中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で伝えられると、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。
(後略)

http://www.recordchina.co.jp/a128894.html

だからさ、いい加減、戦闘機でも訓練機でもなくて、技術実証機だと知ってくれ。
単なる実証機だから、デカい必要ないし、武装を搭載する必要も無いからペイロードも要らんし、訓練機でもないから単座だし、エンジン出力も小さいままになってる。
ついでに言えば、中国のJ20はデカ過ぎ。
機体の大きさにエンジン出力が足りなくて、ロシアからSu35S用の大推力エンジンであるAL−41F1Sに目を付けて、コピー用に購入しようとしているんだし。
そもそも、機体が大きくなれば、それだけステルス性能に問題が出るから、武装コンテナコミコミで、機体規模をどれだけコンパクトにできるか、と言う所に設計の妙味があるというのに、コンパクトに設計できずにデカいまま量産試作まで来てしまった駄作機候補のJ20に期待し過ぎにも程があるっちゅーねん。
なおスレで触れられていた「爆撃できないステルス機」に関する話だけど、アメリカ空軍の敵防空網制圧(SEAD)任務に現時点でステルス機は採用されていない。
何故なら、現時点でステルス機は死ぬ程高価で、被撃墜率が高い爆撃任務に充てるのは、「モッタイナイ」から。
そもそも、防空設備が少ない相手なら、巡航ミサイルやら高高度からの精密誘導兵器によるピンポイント爆撃で敵防空網を制圧できる。
どうしても巡航ミサイル100発分もする高価なステルス機で爆撃したい場合でも、ペイロードの小さいステルス戦闘機ではなく、B2の様なステルス爆撃機を専任させた方が費用対効果が良いのは自明。
ちゅか、「先手必勝、開戦劈頭の空爆で防空能力をほぼ、全壊させるのが」というのが、非対称戦でも困難だという事は、ウクライナでもシリアでも証明されつつあり、被害を極限したいなら爆撃任務にステルス機を使わない、代わりに安価なマルチロール機でやる方がマシなのだ。
「何でもできる、ただし専用機に及ばないし、高価」ってのは、器用貧乏丸出しで、アカンやろ。
これが、爆撃できないステルス戦闘機でも問題ない理由、だよ。
実際、F22もステルス性能を捨てて外部パイロンに爆弾を積めるので、アメリカ空軍的には、ステルス戦闘機まで爆撃機として動員しなければならないのは、防空網を完全破壊した、ステルス機能が必要なくなってから、という考え方だし。
むしろ、ステルス戦闘機が爆弾積んで、損耗のリスクが高いSEAD任務に従事と言うのは、ステルス戦闘機を万能無敵のナニカと勘違いしている中国人とか韓国人の発想よね。
ステルス戦闘機だって、近くにいれば探知もできるし、ロックオンもできるのだから、爆撃の為に低空侵入し、対空陣地近くまで前進攻撃する以上、被撃墜のリスクは非ステルス機と大きくは変わらんのが、特定アジア民にはわからんのですよ!