日本、米国に核爆弾50発分のプルトニウムを返却 : 大艦巨砲主義！

60年代・70年代、米国、英国、フランスから日本に331kgのプルトニウムが運び込まれた。
英国の輸送船が武装警護のもとで輸送を行なうという。
それでもなお日本には核燃料の加工過程で出来た40トンものプルトニウムが残り、それらは国際社会の注目を集めている。近隣諸国の専門家は、これらは軍事目的に利用可能である、としている。

http://jp.sputniknews.com/japan/20160319/1808106.html

これねー…。
「返却」って言うけど、元々は研究用にアメリカから「供与」された物だから、所有権的にも日本の物なんだけど、昔から中露に「日本が核武装する危険性」を指摘されてても、日米がのらりくらりと躱していた話だったのを、オバマが中国に譲歩する為に返還するように言ってきたのが問題の始まり。
ルーピーのトラストミーも酷かったけれど、オバマが日本に対してやらかした様々な事案も、十分酷い話なんだよね。
記事中に書かれている４０トンのプルトニウムは、兵器転用できるほどの濃縮はされて居ない為、今までの様に「その気になれば半年で…」という状態ではなくなっている。
返却した３３１ｋｇは兵器級に濃縮されている奴なんで、１０キロも集めれば勝手に臨界に達してくれるヤバい奴。
４０トンの方は、大部分がダーティボムに使うぐらいしか使い道が無い奴だから、濃縮しないと核兵器に転用できない。
中国の台頭で核の傘の重要性は高まる一方なのに、次期大統領候補は揃って同盟国を蔑にする内向き政策を口にしているし、現役大統領は同盟国の日本の弱体化に与するってマジで最悪だと思う。
ただ、外交巧者の安倍総理が、この譲歩をカードに何も得て居ないとは、考え難いんだよね。
…１０年以内に新型艦と交代するだろうアメリカの戦略原潜を、中身と一緒に有償貸与してくんねぇかなぁ。
４隻レンタルに毎年２０００億円払っても全然オッケーよ。