gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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中国が日本を一転「称賛」 「尖閣沖、漁船員を救助」で何が起きた : J-CASTニュース

2016年8月11日に沖縄県尖閣諸島沖で起きた中国漁船の沈没をめぐり、中国外務省の対応が微妙に変化している。この日、中国外務省は2回声明を出し、1回目は、日中当局による「適切な対応を望む」という、どこか他人事のような内容だった。ところが、2回目は日本側の「協力と人道主義の精神を称賛する」という表現が加わった。
8月に入ってから多数の中国公船が尖閣諸島周辺に集結していただけに、中国のネット上では「中国公船は何をしていたのか」といった声が続出。世論を背景に軌道修正を余儀なくされた可能性もありそうだ。
(中略)
8月に入ってから、尖閣諸島周辺の接続水域では約 200〜300 隻の漁船が操業し、最大15 隻という多数の中国公船も同じ海域に集結。8月5日から9日にかけて、公船だけで延べ28隻が領海に侵入していた。ただ、10日から12日朝にかけては公船の領海への侵入は確認されていない。

http://www.j-cast.com/2016/08/12275127.html

最初にギリシャ船籍の貨物船と中国漁船が衝突、中国公船が傍観する中、海保の巡視船が救助を行ったというニュースを聞いた時、あまりに日本政府に都合がよく、あまりにタイムリーな事故に、唖然とした。
今回の中国による「侵略活動」に対して、日本政府は全くと言って良い程に無策であり、このまま中国の侵略がエスカレートしてしまう事を覚悟していた矢先の幸運な事故であり、更に言うなら、ギリシャ船籍の貨物船と言っても、そのオーナーは中国人らしいという事で、日本が何らかの工作を行って、第三国の貨物船を使った外交工作を行ったという可能性は、極めて低いと考えられるからだ。
しかし、こんな「幸運」が偶然に発生するものだろうか。
もし、これが日本の表向きには出てこない外交努力の結果だとするならば、本当に良いのだけれど…無理そうだよなぁ。