gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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ISSへ向かったプログレス補給機が制御不能。大気圏に降下し焼失の模様。ISSクルーには当面影響なし - Engadget 日本版

11月1日に国際宇宙ステーション(ISS)への補給物資を乗せて打ち上げられたロシアのプログレス補給船が、高度約190kmあたりで制御不能状態となり大気圏へ降下して焼失した模様です。
カザフスタンのバイコヌール宇宙基地からソユーズロケットで打ち上げられたプログレス補給船は、離陸から6分23秒後に予定よりも早くロケットと補給船が分離。直後より地上との交信が途絶え、テレメトリーデータなども受信できなくなったとのこと。
ロシアの宇宙事業を担うRoscosmosは、ロケットと補給機が分離する前に異常信号を受信しており、制御も交信もできなくなったことに関して、ソユーズロケット側に何らかの異常が発生した可能性が高いとしています。またNASAは「ロシアが事故調査委員会を立ち上げて詳細な情報収集にあたっている」と述べています。
失われたとみられるプログレス補給船には、約3トンの食料や備蓄品および燃料といった補給物資を積載していました。ただ、ISSへは12月9日にも日本のH-IIロケットが補給物資をISSへ送り込む予定であり、軌道上のクルーが直ちに困窮する状況ではないのは不幸中の幸いと言えそうです。
ロシアの補給機は2015年4月にもISSへの到達前に制御不能?大気圏で焼失の事態となっています。

http://japanese.engadget.com/2016/12/01/iss-iss/

2015年の失敗は、第3エンジンの燃料系に異物混入して燃料流量が減少して、緊急自動停止した為で、異物混入は製造時の問題だったと結論されている。
今回は「予定より早い分離」と言う時点で、前回とは原因が違うと思われるが、信頼性が第一のロケット打ち上げで、1年1回失敗ってのは、イメージが悪い。
1978年打ち上げの初期型から数えれば、100回以上打ち上げて、昨年の事故までは「無事故」だった優等生であり、今回の失敗を含めても成功率98%以上あると言っても、素人には目の前の現実が優先だし。