トランプ大統領 ロシア関係追及に強く反論 | NHKニュース

アメリカでは、大統領補佐官の辞任を受けて、トランプ政権とロシアの関係を追及する動きが強まっていますが、トランプ大統領は、自身やほかの側近の大統領選挙中のロシア側との接触を否定するなど強く反論しました。
トランプ大統領の側近のフリン氏は、大統領補佐官就任前の去年１２月、ロシアに対する制裁についてロシアの駐米大使と電話で協議し、それを隠していたことが発覚して今月１３日に辞任しました。
これについて、野党・民主党は、通話記録の開示など徹底した調査を求めているほか、アメリカのメディアは、ほかの側近も大統領選挙中にロシア側と接触を図っていたと報じるなど、トランプ政権とロシアの関係について追及する動きが強まっています。
これに対し、トランプ大統領は１６日の記者会見で、フリン氏が事実を隠していたことに不快感を示す一方、「彼は自分の仕事をしただけだ」と擁護しました。
また、自身は制裁を協議するよう指示しておらず、みずからがロシアと関係したこともないと主張したほか、選挙中のほかの側近とロシア側との接触についても否定するなど強く反論しました。
そのうえで、フリン氏とロシアの駐米大使の協議がメディアに漏れたことが問題だとして司法省に調べるよう求めたことを明らかにし、情報漏えいを取り締まる考えを強調しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170217/k10010879851000.html

トランプがロシアと接触はしていないってのは、事実だと思う。
ロシアとしても、トランプを勝たせる気だったのだから、そんなつまらない理由で疵が就く事を避けただろうし。
個人的には、これからのアメリカにおけるキーマンとなるのはトランプでは無く、エクソンモービル前会長である「レックス・ティラーソン国務長官」だと思って居る。
この人は、エクソンモービル会長時代に、ロシアとは昵懇の仲で、北極海と黒海の共同開発を捥ぎ取ってきたタフネゴシエーターであり、ウクライナ問題でオバマが経済制裁を決めた時に、それに反対した事がある、国益より社益優先のガチガチのビジネスマン。
更に「一つの中国」問題でこじれた米中関係を、トランプに前言を翻させる事で解決させたのが、この人。
「政治的な道義より金を重視する」人物は、日本から見ると、非常に危ういとしか言いようが無いのだが、トランプと、その懐刀…というより黒子のティラーソン国務長官は両方ともに政治家ではなく、成功したビジネスマンである。
悪い想像しか出て来ない…。