gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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あす米中首脳会談 トランプ大統領2度目の別荘外交 | NHKニュース

アメリカのトランプ大統領と中国の習近平国家主席は、日本時間の7日朝(現地時間の6日)から2日間にわたって、フロリダ州にあるトランプ大統領の別荘で首脳会談を行います。トランプ大統領が南部フロリダ州にあるみずからの別荘に外国の首脳を招待するのは、安倍総理大臣に続いて、中国の習近平国家主席が2人目となります。
豪華な別荘は、「マー・アー・ラゴ」、スペイン語で「海から湖へ」という名前で、126の部屋があります。アメリカ政府が大統領の保養地として所有していたもので、維持費が高くなって売り出された結果、1985年にトランプ氏が購入し、高級会員制クラブに作り替えました。
大統領選挙のさなかからニューヨークの「トランプタワー」とともに、一部の側近だけが集う拠点となっており、トランプ大統領が就任後も人事構想を練ったり、各国首脳との電話会談を行ったりするなど重要な政策決定の場にもなってきました。
ことし2月、トランプ大統領は、日米首脳会談でアメリカを訪れた安倍総理大臣夫妻をここに招待して夕食を共にするとともに、近くのゴルフ場で親交を深め、注目されました。この際、北朝鮮弾道ミサイルを発射し、両首脳が急きょ、共同声明を発表する会場にもなりました。
一方、別荘で行われた夕食会の席上で両首脳がミサイル発射の対応を協議していたことをめぐり、適切な情報管理が行われていたかアメリカ議会から問題視する声が出ました。
またトランプ大統領は、週末などに頻繁に別荘を訪れるため、大統領の警護のために多額の費用がかかり、シークレットサービスや地元の自治体などの負担が増えているとして批判の声が上がっています。
ホワイトハウスのスパイサー報道官は記者会見で、「米中首脳会談を別荘で行うことは、中国側との交渉で決まったものだ。今回の訪問は、両国の経済や安全保障に大きな影響を与えるものになると考えている」と説明し、別荘で首脳会談を行うことの必要性を強調しています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170406/k10010938801000.html

予想していたよりもずっと悪い意味で、予想を裏切り続けるトランプ。
外向けを完全に諦めて、内政に注力しているキンペーは、あまり大きな失態を見せないまま、権力を維持している一方で、トランプは派手に行動して内外に無能をさらけ出してしまった。
米中会談だけど、現時点の評価だと、外交が下手糞なキンペーより、トランプの方が外交下手っぽいので、自分のホームでの交渉に持ち込んでも、トランプがミスしそうな匂いがプンプン。
中国相手に、高圧的な要求を叩き付け、拒否られる未来しか見えませんわ…。
もし、中国が北朝鮮に対して譲歩的な回答したとしたら、要注意だ。
「中国が国際的な決まりを守る確率の低さ」を考えれば、口だけの譲歩に意味などなく、時間稼ぎの「口だけ外交」を展開する可能性もあるからだ。
その場合、日本もアメリカも、貴重な時間を奪われる事になる。*1

*1:少なくとも、日本が大使を帰任させたのは、全く無意味になるだろう