gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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ついに8月決戦!日米ガチンコ巨大ロボ対決。水道橋重工クラタス vs MegaBot Mk.III、搭乗型機初の格闘戦 - Engadget 日本版

水道橋重工の巨大搭乗型ロボット クラタス に挑戦状を叩きつけた米国の MegaBots が、史上初となる搭乗型ロボット同士の格闘戦をこの8月に開催すると発表しました。ただし、極秘に準備を進めていた開催地はその後変更となり、現時点では非公開とされています。
事の起こりは2015年夏、米国で人が乗り込んで操縦できる巨大ロボットを制作していたMegaBotsチームが突如日本の水道橋重工クラタスに対して動画で挑戦状を叩きつけたのがきっかけ。これに対し、水道橋重工サイドもクラタス開発者の倉田氏みずからが「油圧」と書きなぐった日の丸を背負って対戦を承諾、そして格闘戦を提案する動画を公開。周囲の期待感も一気に高まりました。
と、ここまでは展開が速かったものの、この日から約1年後とされた対決の時期を過ぎても具体的な対戦開催のアナウンスはないまま現在に至っていました。しかし日本時間で4月6日に日付が変わった頃、突如MegaBotsチームがロボット対決の日程を2017年8月と発表しました。
これをうけて更新された倉田氏のブログによると、当初はドバイの政府筋からイベント化の引き合いがあり水面下で企画交渉は進められていたものの、途中でドバイの線は頓挫。結果、自主興行的に対決を実施せざるを得なくなり、運営規模と安全面への配慮から無観客試合を動画公開する格好に落ち着いたとのことです。
ここまでの道のりにおいて水道橋重工とMegaBotsチームのスタンスは非常に対照的。自ら提案した格闘戦に向けて多くを語らず、まるで武士道精神を貫くかのような水道橋重工に対して、MegaBotsは自身のプロモーションを兼ねたYouTubeチャンネルでロボットの開発状況をやたらハイテンションで公開していくという、いかにもアメリカらしいやり方を展開しました。
ただ、MegaBot Mk.IIIの改造風景はいろいろ公開されてはいる(なかには巨大な包丁でクッキングしている姿もある)ものの、強化機能には取り付け位置が重複するものもあり、それらがすべて本番仕様のMegaBotに載るわけではなさそう。とくに最近はMegaBot Mk.III風の骨格に、武器として取り付けるアタッチメントを紹介するばかりの動画が展開されていて、逆に本番に向けた手の内は明かしていないように見受けられます。
ともあれ、ようやく決まった8月決戦、MegaBotsは対決に使用するMegaBot Mk.IIIを5月にサンフランシスコで公開すると発表しました。対するクラタスがどのような格闘マシンに生まれ変わっているのか、そしてどんな戦いが繰り広げられるのか。期待は膨らむばかりです。

http://japanese.engadget.com/2017/04/06/8-vs-megabot-mk-iii/

倉田氏のサイトも見てきた。
うむ、楽しみである。
ぶっちゃけ、非公開なので、いくらでも「演出」を入れる余地があり、勝敗すらも「交渉」の余地がある訳だが、勝負と言う物に強い執着があるアメリカ人だから、「日本にアメリカチームが負けてくれ」って八百長だけは無いと思う。
逆に言うと、勝敗よりは楽しむ事を優先しがちな日本人のナード・クラスタだと、「負けても良いから、お互いの用意した手は全部見せようぜ」とか言う可能性は、十分にあると言うか。
もし、この「試合」の公開内容が、エンターテイメント側に寄っていたのなら、多分、後者の意志が反映した結果になんじゃないかな…。