「iPhoneのコピー商品」から「スマホの基準」に浮上したサムスン「ギャラクシーS8」-Chosun online 朝鮮日報

サムスン電子のスマートフォン「ギャラクシー」は過去に米アップルのiPhoneの複製品だと皮肉られたが、現在では認識が一変している。サムスン電子が2014年にギャラクシーノートエッジに最初に採用した曲面ディスプレーのおかげだ。
米IT専門メディア「ビジネス・インサイダー」は10日、アップルとグーグルなど主なスマートフォンメーカーは、サムスンが最初に投入した曲面OLED（有機発光ダイオード）ディスプレーを相次いで採用しているとし、「プレミアムスマートフォンのデザイン主導権がアップルからサムスンに移ったケースだ」と指摘した。
(中略)
曲面デザインが人気となるや、アップルとグーグルはそれぞれ今年下半期に発表予定のiPhone10周年記念機種（仮称iPhone8）と「ピクセルフォン2」に曲面OLEDディスプレーを初めて搭載することを決めた。
(中略)
アップルの故スティーブ・ジョブズ最高経営責任者（CEO・当時）は「ギャラクシーはiPhoneのコピーキャット（複製品）だ」と露骨に批判。11年に米カリフォルニア州の裁判所にサムスンがデザインを盗用したとする訴訟を起こし、現在も係争中だ。
(後略)

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/04/12/2017041200718.html

元々、スマホの性能向上でＰＣとの差別化が薄まり、コモディティ化が進行していたところで、ジョブスが死んだ事で、スマートフォンの進化は止まり、純粋にスペック競争するか、小手先の、見た目の変化ぐらいしにか差別化が出来なくなっている。
ぶっちゃけ、サムスンの「エッジスタイル」は、機能面で何ら性能向上や操作性に寄与せず、スマホの端のガラスを曲面化する事で、狭ベゼルに「見せかける」事を目的にしたデザイン改良でしかない。
そもそも、サムスンが液晶パネルと半導体製造業を傘下に持つ巨大コングロマリットで、自社独自の部材を製造できると言うメリットから、一番最初に曲面ＯＬＥＤディスプレー導入をしているが、別に「狭ベゼルっほいデザイン」を求めるなら、曲面ＯＬＥＤディスプレーの採用は一つの手なだけで、それをアップルやグーグルが採用するってのは、単にそれが「買える部品」の一つに上がってきたからに過ぎない。
もし、ＬＧや中国の液晶メーカーが、物理的に狭ベゼルに出来る有機ＥＬディスプレーを製造できるなら、そちらを調達するだろう。
一部品の優位を以て、「スマホの基準」の自称をするのは、かなり恥ずかしい自意識過剰だと思う。
…つーか、やっぱり、朝鮮人にも露骨なｉＰｈｏｎｅのコピーキャットだって自覚はあるのね。