中国とロシアが合同軍事演習 中国国防省が発表 | NHKニュース

中国国防省は、中国海軍が、この夏、日本海やバルト海などでロシア海軍との合同軍事演習を行うと発表し、ロシアとの軍事的結びつきの強さを示すことで、同盟関係の強化を図るアメリカや日本をけん制する狙いもあるものと見られます。
中国国防省は、１８日、中国海軍とロシア海軍との海上での合同軍事演習を７月下旬にバルト海で、９月中下旬に日本海とオホーツク海でそれぞれ行うと発表しました。
国営の中国中央テレビは、バルト海での演習に参加するためサンクトペテルブルクなどに向けて、ミサイル駆逐艦や輸送艦など３隻が、１８日午前、南部の海南島の港を出航した様子を伝えました。
中国海軍とロシア海軍は、５年前から毎年、合同軍事演習を行っていて、南シナ海をめぐる国際的な仲裁裁判で中国の主張が否定された去年は、初めて、南シナ海で、島の制圧訓練を伴う大規模な演習を行いました。
中国が、日本海に加えて、初めてバルト海やオホーツク海でも演習を行う背景には、広い範囲で演習を行うことで、ロシアとの軍事的結びつきの強さを示し、トランプ政権の発足後、同盟関係のさらなる強化を図るアメリカや日本をけん制する狙いもあるものと見られます。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170618/k10011022121000.html

なんとまあ、敵の敵は味方を地で行く関係なのやら！
ロシアは中国を、西側に媚びて技術窃盗と金稼ぎに勤しむ銭豚と蔑み、本来なら長大な国境を接する仮想敵国だから、兵器の売却もしたくないのだけれど、金も売り先も無くて仕方なく付き合ってる関係。
中国の海洋進出は苦々しく思って居るし、露骨に技術を窃盗しては売り捌くクソ野郎っぷりには、アメリカの事が無ければ誅罰執行してやりたいぐらい。
中国はロシアを、時代遅れの超大国、核兵器以外に取り柄の無い貧乏酔っ払いと蔑み、隙あらば強かに殴りつけて国境を安定させたいところなのに、融和路線だと思って居たアメリカが掌を返して強硬路線に走ったので、戦力強化の時間稼ぎには、ロシアと組んでアメリカを牽制するべく、嫌々付き合ってる関係。
もしアメリカの問題が片付けば、ユーラシアの覇権を巡って対立する未来が確定しているから、決して互いに命を預け合うなんて事は不可能だし、むしろ勝てる勝負なら足を引っ張り合う事すらやるだろう。
そんな２国が、世界最大最強の軍事国家に虚勢を張る為だけに、手を組んでいるのだから、今の世界情勢は面白い。