中国戦闘機 米偵察機に異常接近 その距離90m 東シナ海上空 | NHKニュース
アメリカ国防総省は東シナ海の上空を飛行していたアメリカ軍の偵察機に中国軍の戦闘機が異常接近したと明らかにし、危険な行動だったと批判しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170725/k10011072911000.html
アメリカ国防総省のデービス報道部長は24日、東シナ海の北側の上空で23日、国際空域を飛行していたアメリカ軍のEPー3電子偵察機に中国軍の殲10戦闘機が異常に接近してきたと明らかにしました。
それによりますと2機の中国軍の戦闘機のうち1機が、アメリカ軍の偵察機の下を高速で追い抜いたあと、速度を落として偵察機の前方に浮上してきたため偵察機側は衝突を防ぐための回避行動を余儀なくされたということです。
一部のアメリカメディアの報道では中国軍機はおよそ90メートルの距離まで近づいたということで、デービス部長は今回の中国軍機の行動は危険だったと批判しました。
東シナ海の上空ではことし5月にもアメリカ軍の航空機に中国軍の戦闘機2機が異常に接近して飛行を妨害したほか、南シナ海でもアメリカ軍機に対する中国軍機の異常接近があり、アメリカ側は中国側に再発防止を申し入れていました。
こーいうニュースを見ると、未だに中国人民軍が内部統制が取れない前近代的な軍である事が判って安心するわー。
尖閣を巡る中国の挑発行為が加熱した2007年から10年経っても、中国は末端…と言っても、戦術兵器のパイロットと言う高級構成員…レベルの人員に対して、国家の統制が効いて居ないという証明だから。
キンペー政権後、急速に近代軍隊へと改組する為に、大鉈を振るっている筈なのに、艦船も戦闘機も、現場レベルでの暴走が「許されたまま」って、つまりは中央が舐められているって事であり、この統制の甘さは、勝ってるときはともかく、負け始めると、そこから折れる罅となる。
自分の知る限り、空自の戦闘機がスクランブルで飛んだ後、
これは、とりもなおさず、日本の自衛隊が、創立時点から末端の暴走なぞ許さない、完全に統制された状態にある事を意味する。
自衛隊が編成されてから、63年。
中国人民解放軍の海軍や空軍が設立したのは、自衛隊より5年も前なのに、未だ中国人民軍の統制レベルは、自衛隊創立時以下なのだ。
それを考えると、今の状況が中国人民と言う蛮族を制御する限界なのかもしれないなぁ…。
そんな連中に、最新兵器や核兵器を持たせているんだから、つくづく世界の終末時計が2分半前ってのも、むべなるかな。
まあ、終末時計自体の信憑性は、バラク・オバマの口だけ平和活動によって、1分戻したなんて判定しているレベルだから、当てにはならんのだけど。
バラク・オバマの口だけ平和活動と日和見で、間違いなく終末時計はガッツリ進んだと言うのに。
日本の組織における情報隠しや公文書処分の伝統に関しては、自衛隊だけの問題じゃないけれど、情を優先した組織防衛という戦前どころか江戸の昔からの悪弊なので、中々に闇が深い。
ただ、焚書に関しては、中国の方が大先輩なので、この件で日本が中国に負ける事もそうそう無いとは思うけど。