日本の戦闘機エンジンについて指摘「中国に20年以上遅れている」 - ライブドアニュース

中国は近年、兵器や装備の現代化を進めている。最新鋭のステルス戦闘機である殲２０（Ｊ-２０）はすでに実戦配備が始まったとされており、中国ではＪ-２０を高く評価する声が多く見られる。例を挙げると「米国のＦ-２２にも対抗できる先進的な戦闘機」、「Ｊ-２０の実戦配備で、武力による台湾の『解放』が可能になる」といった声が見られる。
一方、日本でもＸ-２先進技術実証機の研究開発は行われているものの、最新戦闘機の開発という点では中国の方が日本を先行していると言えるだろう。中国メディアの今日頭条は２３日、日本の戦闘機開発は中国に比べて「２０年は遅れている」と論じる記事を掲載した。
記事は、日本は中国のＪ-２０開発および実戦配備について「負けを認めたがらず、自国でステルス戦闘機の開発を行いたい考え」だとし、日本はＦ３戦闘機の開発に向けて準備を進めていると紹介。しかし、「経験や蓄積のない日本が最新鋭の戦闘機を開発できるか、疑問の声も少なくない」と指摘した。
さらに、航空エンジンの分野では「中国にとっての弱点という見方も多いが、自力で推進力の大きな航空エンジンを開発したことがない日本にとっても弱点である」と指摘。中国ではすでにＪ-２０に搭載する国産エンジンの開発に成功しているとし、２ー３年後にＪ-２０に搭載される見込みであることから「戦闘機エンジンにおいて、日本は中国に２０年以上、遅れていると言える」と論じた。（編集担当：村山健二）（イメージ写真提供：（Ｃ）ｍｏｔｉｖｅ５６／１２３ＲＦ）

http://news.livedoor.com/article/detail/13391383/

負けを認められずって言うけれど、かつて中国人民軍が２００７年頃までずっと日本の航空戦力と艦艇戦力に対して劣勢だった事実に対して「負けを認めた」事があったのだろうか。
一時的な優劣で勝ち負けを論ずる事自体がナンセンスだし、Ｆ２戦闘機で第４．５世代戦闘機の開発を００年代に終わらせた日本が、次の２０年目に第５世代戦闘機開発に向かうのは、驚くほどの話じゃないし、基礎技術の研究は全て終わっている。
エンジンに関しても、中国が未だに未完成であるＳｕ２７用のエンジンと同等のＦ１５用エンジンなら、日本は国内でライセンス製造できるし、ＩＨＩは自主開発も可能であると断言している。*1
２０年遅れは言い過ぎと言うか、実際に開発着手から製造までの期間、せいぜい５年程度の差しかないと思うよ。
足りないのは、それらをアッセンブルして戦闘機として完成させる経験と、予算位なもので。
人民に対する人権意識も低く、党の私軍で何をやっても許されるフリーハンドで、日本の防衛費の５倍近い中国人民軍の予算規模で、政治的に手足を縛られた自衛隊に劣って居たら、お前ら何やってんの、と言う話だろう。
そもそも、Ｊ２０がＦ２２に匹敵と言うのは、完全に中国の自称でしかなく、実態としてＦ３５どころかＦ１８Ｅ／Ｆにすら劣る可能性がある状況で言われてもなぁ…。

*1:まあ、流石にＦ２２やＦ３５に搭載しているような最新エンジンは無理としているが