gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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仕事の依頼を受け20万円で見積りを出したら『他の方から13万・15万での打診がある』と言われた→それに対しての切り返しが素晴らしいと話題に - Togetterまとめ

見積価格を上げた下請側に、批判コメントしている人は、こーいう下種な値切りをするタイプだね。
潜在的顧客を失う…なんて言ってる人も居るが、下種は下種同士で固まるので、下種の仲間にどれだけ悪評を流されても、上筋の客には影響がないというのが現実。
超不景気で、そーいう客筋からも仕事を取らなければ潰れるって状況でもない限り、悪影響はゼロに等しい。
相見積で、安い相手の見積価格を見せてくるような事をして許されるのは、「何でこの価格差になったのか、判らないから教えて欲しい。安すぎて不安になる」と頭を下げられた場合くらいじゃないかな。
個人的に、家電とか、車とか、建売住宅とか、マンションとか、既に完成している物を買う時に値切るのは、まあ判る。
何と言っても、現状以下にはならないし、向こうも、既に「掛かった費用」という、絶対にそれ以下には出来ない値段ってのがあるから、どんなに値切り交渉を頑張っても、決裂しない限りは、互いに利益が出る形になるし、車とか住宅とかマンションとかは、元の価格が高いから、1%値切っただけで、額も大きいし。
しかし、これから発注してやって貰う仕事について、値切っても、値切る前と同じ品質で出てくる、と根拠なく信じられる理由って何だろう。
もちろん、見積の際に条件を厳密にやってれば、少なくとも見積もりの範囲での品質は担保されるかもしれないけれど、価格が2割も3割も違うような見積もりが出てくる時点で、そんなんあり得ない。
昔、と言うか、バブルが弾けた直後は、抱えた人員を「維持する為の金が欲しくて」、原価同然の、会社として利益が出なくても、自転車操業的な理由で仕事を請ける中小建築会社はあったから、そんな交渉でも仕事をしてくれる会社があったかもしれんけど、今は無いよなぁ…。
ちなみに、まともな会社なら、「ここは妥協するから、安くならない?」と、前提を変えて、予算内に収めるようにする。
これが出てこない時点で、まともな客じゃないよ。