gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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ゲーミングスマホ「Razer Phone」発表。最大120Hz駆動のIGZOとSnapdragon 835でゲームがヌルヌル - Engadget 日本版

ゲーミングPCや周辺機器で知られるRazerが、初のスマートフォン製品「Razer Phone」を発表しました。最大リフレッシュレート120Hzの5.7型IGZOの「ULTRAMOTION」液晶パネルを搭載、SoCにはSnapDragon 835、RAMは8GBを備えます。
(中略)
ここまでに紹介したスマートフォンとしての基本的な部分以外の仕様は、控えめというかむしろこれといった特徴がありません。たとえば防水や防塵性能は備えておらず、カメラも12および13MPのデュアル構成ではあるものの、こちらも目立つところはありません。
(後略)

http://japanese.engadget.com/2017/11/02/razer-phone-120hz-igzo-snapdragon-835/

そもそも、SoCで性能がほぼ決まるスマホで、「ゲーミング」とか言われてもねぇ…。
RAMは4GB以上はスペックに影響しないって、Google自身も認めてる話だから、PCの様にメモリが快適性に直結しないし。
スマホ界で「ゲーミングスマホ」と言えば、iPhoneだが、Androidだとハイエンドメーカーは、限られる。
その中でも、大手であるファーウェイの場合、独自SoCのKirinは、伝統的にグラフィック性能がSnapdragonに負けるので、「Androidのゲーミングスマホ」となると、必然的に、Snapdragon搭載機になる。
その中でハイエンドと言える性能の筐体を作っているのは、サムスンとHTCくらいになる。*1
そして、HTCはGoogleに身売りしたから、現状で「Androidのゲーミングスマホ」は、サムスン一強となる未来が確定している。
実際、Galaxy S8には、すかさずHTCが対抗機U11を出したが、Galaxy Note8は対抗馬が無い状況になってる。
多分、来年のGalaxy S9に対抗できる機種をHTCは同時期に出せないだろう。
話は逸れたが、独自SoCを開発出来ない中小スマホメーカーは、どれだけ独自色を出せるかが生命線になっている。
単に手に入る中で一番性能の良いSoCと積めるだけのメモリを積んだ「だけ」のスマホをハイエンドと呼んでくれるほど、今のスマホ業界は甘くないで…。

*1:何故かSONYのXperiaは、同じSoCを乗せても、中途半端にどこか性能を削って来るから、ハイエンドマシンとしては、微妙に見える機種ばかり作ってる。ASUSもZenFoneのハイエンドモデルはぱっとしない