gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

はてなダイアリーが更新できなくなったので、泣く泣くこちらに移行。使いづらいようなら、別なサービスへの引っ越しも検討する予定。元ダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/

中国軍がグアムを標的に軍事演習、太平洋進出を米警戒 | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

<グアムは北朝鮮だけでなく、太平洋の覇権を狙う中国の脅威にもさらされている>
米軍関係者は10月31日、米領グアム島の米軍基地を標的にした軍事演習を中国が実施したと明らかにした。緊張が続く太平洋上で軍事活動を活発化させる中国の動きに、米国防総省は警戒を強めている。
国防総省の関係者は米軍事専門紙ディフェンス・ニュースへのブリーフィングで、中国軍のH6爆撃機が「グアム攻撃」を想定した「異例の」飛行訓練を行い、ハワイ島近くにも爆撃機を飛ばしたと明らかにした。グアムとハワイの米軍基地は、アメリカのアジア太平洋戦略の要だ。中国の急速なアジア太平洋進出は、アメリカの安全保障を脅かす行為だと、ジョセフ・ダンフォード米合同参謀本部議長はみる。ディフェンス・ニュースによればダンフォードは、アメリカが太平洋上で軍事プレゼンスを保つ重要性を繰り返し強調した。
「太平洋上から米軍を排除しようとする人々がいる」「彼らに伝えたい。アメリカは太平洋の大国だ。これからもここに留まる。アメリカの経済的繁栄はこの地域の安全保障と政治にかかっている」
米中間に火花
ダンフォースはさらに続けた。「中国の脅威が念頭にあると受け止められても構わない。これが、国際秩序に沿ったやり方だ」「アメリカの国益を最大限にすることに焦点を絞っている。そのためには一切妥協しない」
(中略)
グアムにとって、北朝鮮以上に脅威なのは中国だ。中国軍は2015年9月、核搭載が可能な中距離弾道ミサイル「東風26」を公開した。グアムを核攻撃し無力化できる中国初のミサイルで、中国の国防アナリストやメディア関係者らは「グアム・エキスプレス」や「グアム・キラー」と呼んでいる。
トーマス・シュガート元海軍指揮官は今年2月、「ウォー・オン・ザ・ロックス」という自身のブログで、中国は以前から「デコイ」(おとり)を使って太平洋上の米軍基地や艦船へのミサイル攻撃を想定した実戦演習を行っていた、と明らかにした。米軍が中国のミサイル攻撃に反応する時間は「10〜15分程度」しかないという。
(後略)

http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/11/post-8811.php

やっぱり、あんまり公にしていなかっただけで、オバマ政権時代の弱腰外交で中国に舐められ、軍事的な挑発はとっくの昔にされていたのね…。
それでも、中国より日本を敵視していたオバマって、どんだけ日本人が嫌いだったんだか。
ちなみに、中国が弾道ミサイル発射実験を太平洋や日本海に向けてぶっ放した事は無く、この記事で書かれるいる「艦船へのミサイル攻撃」は、巡航ミサイルや対艦ミサイルを使った演習と思われる。
そうした「100〜250kmという比較的近距離」でぶっ放されるミサイルの対処時間が「10〜15分程度」って、余裕ありまくりだと思う。