gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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Mate 10 ProとGalaxy S8+はどっちがいい? - 日経トレンディネット

ファーウェイのSIMフリースマートフォンの最上位モデル「Mate 10 Pro」が2017年12月1日に発売になった。Mate 10 Proは、ファーウェイのフラグシップモデルであるだけでなく、Android搭載のSIMフリースマホの中でも最上位クラスだ。僕を含め、このモデルを待ちわびていた人も少なくないだろう。今回は、Android端末として最上位クラスで、NTTドコモから販売されているサムスン電子の「Galaxy S8+」と比較しながらレビューしてみたい。
(中略)
解像度は6型のMate 10 Proが2160×1080ドットで、6.2型のGalaxy S8+が2960×1440ドット。解像度ではMate 10 Proが大きく劣っていると言わざるを得ない。
(中略)
単体で見ると画像は美しいし、キレもいいが、Galaxy S8+と比べるといくぶん暗い。さらに明るいiPhone Xと比べると大きな差がある。最上位モデルなのだから、もう少し解像度を上げて、さらに輝度もアップしてほしかった。単体では不満はないのだが、ライバル機と比べるとちょっと惜しい。
(中略)
Galaxy S8+と比べると、Mate 10 Proは防水には対応しているものの、「おサイフケータイ」やテレビチューナーを搭載していないのが弱点といえる。逆に、このモデルの独自機能として注目したいのが「赤外線リモコン」だ。テレビやエアコンなど、さまざまな家電のリモコンとして機能するのだ。すべての機種に対応するわけではないのだが、うまく利用できればこれは便利だと思う。いちいちリモコンを探さなくても、手元のスマートフォンで操作できるのだから。
(中略)
ファーウェイの上位モデルは、ライカブランドのデュアルカメラがセールスポイントだ。
(中略)
実際に写真を撮影してGalaxy S8+と比べてみたが、普通のスナップではさほど差がなかった。ただ、よく見比べると、Mate 10 Proのほうが色鮮やかに感じるケースがあった。また、モノクロや背景ぼかしはMate 10 Proが優れているように感じた。
(中略)
Galaxy S8+は11万8584円とMate 10 Proより3万円ほど高いが、ディスプレーの質、おサイフケータイなどの機能を含めて考えると利は大きい。NTTドコモで購入してもいいのなら、Galaxy S8+のほうがいいだろう。

http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/coltop/15/118183/010400121/

液晶の解像度だが、高画質写真のプレビュー以外での恩恵は特に無く、そもそも人間の肉眼で見分けられる画素密度は、300ppi前後と言われている。
6インチでフルHD(1920x1080)ですら、367ppiであり、これより上、400ppi以上は自己満足の世界と言われているなかで、Mate 10 Proは402ppi、Galaxy S8+は531ppi。
数値の差は大きいが、人間の肉眼に、その差を見分ける物理的性能が足りていないので、その差は、明るさや発色の良さ、コントラストといった「調整」の部分に対する感想となる。
実際、記事に対しての評価も、キレ(コントラスト)と、明るさ(輝度)についての個人的な感想以上の物でしかない。(そしてそれは、調整可能でもある…)
4Kとか8Kのように、動画規格と連動した数字ならともかく、画面サイズと画素密度を優先した結果論的な高画素密度は、無駄に処理能力を浪費するだけで、実利が無いのがスマホの現実である。
最後の「おサイフケータイなどの機能」は、キャリアモデルと日本向けカスタマイズのグローバルモデルの違いなので、使う人によって要不要がクッキリ分かれる機能。
エッジディスプレイに関して言えば、自社供給のサムスンが一番有利だし、価格面で3万円もの差がある事を考えれば、コスパではMate 10 Proが圧勝としか言いようが無い。
エッジディスプレイにプラス3万の価値を感じる人にとっては、Galaxy S8+、その価値を感じられなければ、Mate 10 Pro。
ぶっちゃけ、キャリアの値引きで安く買えるのでもなければ、10万円越えのGalaxy S8+は「ないわー」としか言いようが無い機種だと思う。
というか、その価格出すなら、少し足してiPhoneXを買うわ。