gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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ずっと品薄だったニンテンドースイッチが突然、在庫潤沢で「どこでも買える」状態になった理由 | ビジネスジャーナル

任天堂が昨年3月3日に発売した家庭用テレビゲーム機Nintendo Switchニンテンドースイッチ)」。
家庭用ハードとはいっても単なる据え置き機にはとどまらず、携帯して屋外に持ち出すことも可能で、最大8台までのマルチプレイが楽しめるのが特徴だ。そのほか、「Joy-Con(ジョイコン)」と呼ばれる2つのコントローラーを本体から分離させ、片方を遊び仲間に“おすそわけ”して一緒に遊ぶこともできる。
その画期的な仕様で話題を集め、瞬時に大ヒット商品となったスイッチは、昨年12月10日時点で全世界販売台数が1000万台突破と、わずか9カ月で大台に到達している。だが、あまりの人気のゆえに日本では発売直後から品薄状態が続き、「どこの店に行っても売っていない」と途方に暮れる購入希望者が相次いだ。
そんなスイッチだが、昨年のクリスマス頃を境に、入手しやすくなったという声が上がっている。筆者は実際、大手家電量販店から街のおもちゃ店まで、スイッチを取り扱う店に何軒も足を運んだが、確かに多くの店舗で在庫がある状況であった。
(中略)
続いて、任天堂に問い合わせた。発売後、長らく品薄となっていたスイッチの生産体制は現在、どうなっているのか。
「当社ではスイッチを毎週出荷していますし、最近では品薄もほぼ解消されております。現在(2018年1月下旬時点)では、当社にお客様から品薄に関するご意見が届くことは、ほとんどございません」(任天堂総務部広報グループ)
(中略)
3月までの売り上げ予想は1400万台から1500万台に上方修正され、ユーザーにとってはスイッチを適正な価格で、かつ「欲しい」と思ったタイミングですぐに購入しやすくなってきたといえる。新作ソフトの発売なども含め、今後の展開には期待できそうだ。
(文=A4studio)

http://biz-journal.jp/2018/02/post_22207.html

そりゃ、PSVRと違って、しっかりと増産体制を整えていたし、そろそろ供給が間に合うようになっても、不思議じゃない。
PSVRは結局、酷い品薄なまま需要が減退して、結果的に品薄が解消されたけれど、総販売台数はかなり小さい状態で落ち着いてしまい、VR需要の掘り起こしには失敗している。
対して、Nintendo Switch は、品薄と言いつつ、定期的な出荷を行い、昨年の10月頃には「入荷日に並べば買える」程度まで売り続け、購買意欲を維持させる事に成功している。
まあ、結果的に、という観点で言えば、PSVR失敗の被害を最小限に収めたSONYの判断は正しかったのだが、3DSが3D液晶と言う新機軸による開拓に失敗しつつも、2画面+タッチパネルという新機軸による需要掘り起こしに成功し、やはり大ヒットで品薄になりながらも売り続けたのに対して、なんというか、SONYの腰の引けた対応には、残念感が漂う。
いっそ、事業を切り捨てるなら、需要がある内にガンガン売り捌いて、同時に安価にSDKを公開し、SONY以外でのコンテンツ制作を期待して売った方が良かったんじゃないかと。
PS2がDVD再生機能でバカ売れしたように、PS4がエロVRコンテンツを起爆剤にして売れるワンチャンがあったかもしれんのに…。