ロシアによる空爆は「戦争犯罪」 シリア内戦の国連調査委 - 共同通信
【ジュネーブ共同】国連人権理事会が任命したシリア内戦に関する国際調査委員会は6日、昨年11月、アレッポ県アタリブの市場でロシア軍が実施したとみられる空爆ついて「市民への無差別爆撃に当たり、戦争犯罪を構成する可能性がある」とする報告書を公表した。空爆では少なくとも84人が死亡した。調査委が一般市民の犠牲に関してアサド政権の後ろ盾であるロシアの責任に直接言及したのは初めて。
https://this.kiji.is/343856666222150753?c=39550187727945729
報告書は、昨年3月にラッカの学校で市民150人が犠牲になった米軍主導の有志国連合による空爆も「過激派組織を標的にした誤爆とはいえ国際法違反の可能性がある」と指摘した。
国連と言う組織の弊害と矛盾が詰まった話だ、と思う。
ロシアが精密誘導爆弾？ナニソレ、という勢いで、ＣＥＰがガバカバの通常爆弾でシリア都市部を空爆し、反政府武装組織やＩＳＩＳ団の連中と一緒に、大量の無辜の市民を空爆してブッ殺した事は、紛れも無い事実だし、戦争犯罪なんだろう。
その犠牲者数は、総数で１５００人前後と言われている。
けれど、それ以前にアメリカとフランス、そして有志連合による精密誘導爆弾を使った「人道的な」空爆は、誤爆で１２０人の小学生を吹き飛ばしつつ、１年継続しても、拠点を持つアサド政府軍の弱体化は出来たが、明確な拠点を持たず、平然と赤十字や一般市民宅などの中立施設に潜り込んで、空爆をやり過ごしたＩＳＩＳ団には全く効果が無く、弱体化したアサド政府軍と反政府武装組織の隙間を縫って勢力範囲を広げ、大量の残虐行為や殺戮を繰り広げただけだった。
結果、５５０万人に及ぶ、シリア難民*1を生み出し、欧州では難民に寄る犯罪に寄って、何人もの無辜の市民がレイプされ殺された。
ぶっちゃけ、米仏と有志連合は、自国の軍産複合体を儲けさせつつ、ＩＳＩＳ団をナイスアシストして、難民問題を世界中に輸出し、更には難民に寄る被害者を生み出しただけだっんだけど、これは「善意の協力の結果」であり、これは戦争犯罪にならない。
一方、アメリカが空爆を開始して１年以上経っても、ＩＳＩＳ団は絶賛勢力拡大中だったのに、ロシアが空爆を開始して、僅か３カ月で、ＩＳＩＳ団は被害続出、アサド政府軍は劣勢を覆し、ＩＳＩＳ団を駆逐し始め、１年で主要都市を開放し、２年後にはＩＳＩＳ団が壊滅した。
シリア国民にとって、犠牲者は少ないが、１年以上も空爆の恐ろしさを身近に感じつつ、ＩＳＩＳ団の暴虐におびえて国を捨てて難民になり、ＩＳＩＳ団はますます強大化して行く地獄を作った米仏と、市民にも大勢の死者は出たが、たった３カ月でＩＳＩＳ団をボロクソに叩き、状況改善の希望をもたらしたロシア。
どちらが「結果的に正しかったのか」？
最終的に、シリアの内乱における総死者数は４３万人にのぼり、内民間人は８万人以上に上る。
もし、ロシアが武力介入せず、内戦が未だに続いていたなら、この数字は更に激増していただろう。
自分はシリア国民じゃないので、ロシア介入の是非について、結論は出せないけれど、少なくとも米仏の行動は、銃殺されるべき「無能な働き者」の愚行にしか見えない。
世界の警察の座を捨てたオバマは、地上軍の派遣を決断できないのなら、シリアに武力介入すべきじゃなかった。
それまでの無責任さを最大限発揮して、口だけ介入で終わらせておけば良かったのだ。
そうすれば、仏の支援が無い反政府武装集団は早期に鎮圧され、米仏の空爆で弱体化せずに済んだアサド政府軍は、ＩＳＩＳ団が勢力を拡大する前に駆逐できた可能性は十分にあった。*2
なのに、内乱の原因となった反政府勢力を支援していたフランスに乗せられて、空爆なんかやったから、あんな酷い事になった。
個人的には、２０１０年代の全紛争に関して、オバマは責任の６割ぐらい担っていると思う。
奴がノーベル平和賞を持って居る事自体が、同賞の価値がむしろマイナスである証明と思う。
そして、シリアにおけるＩＳＩＳ団に対して、本当に何の対策も打てなかった無能極まる国連。その大酋長たる朝鮮人がクズで役立たずだったことを差し引いても、国連の存在意義が疑われる事件だったと思う。
その総括が、「ロシアは戦争犯罪国だよね」という話だとしたら、本当に国連は金を浪費する役立たずだという自己証明になってしまうと思う。
折角、無能でクズで役立たずな朝鮮人大酋長を放逐しても、結果が変わらんのでは、意味が無いと言うか。
