中国、不良品の空母売りつけられたと告白 - Sputnik 日本
中国、ウクライナから未完成の状態で購入し、大掛かりな改修作業を経た中国初の空母「遼寧」が欠陥品だと認めた。アジアンタイムズが報じた。
https://jp.sputniknews.com/asia/201804204800838/
中国は購入した空母を改良しようと1200を超える技術的試みを行ったが、構造的限界と「生まれ持った」欠陥から改良できる余地は限られていたという。
あるテストパイロットは、空母「遼寧」に着陸する際の困難を語った。着陸のためには重さを減らすため、武器と燃料を捨てる必要がある。発進は切り詰められた飛行甲板のおかげでかなり簡単だという。アジアンタイムズによると、「遼寧」は米国の空母に大きく劣っており、交換が必要である。
中国初の空母「遼寧」は、1998年にウクライナから購入したソ連の未完成航空母艦「ヴァリャーグ」を基に建造された。空母に修理作業は2005年、中国・大連の造船所で開始された。
ロシア版の東スポというか、平然とバレバレな嘘記事を書く雑なプロパガンダ機関でニュース記事としては価値がほぼ無いとされるスプートニクは、(ロシアを裏切った)ウクライナと(ロシア製の空母をパクった)中国をDisってる心算で、実際には遼寧やそのコピー艦である山東より空母としての性能が劣る*1、ロシア唯一の空母「アドミラル・クズネツォフ」の方をよりDisっているというオチェ…。
もちろん、中国にはコピーできなかった高出力蒸気機関とか、長年の空母運用実績があるSu33とか、艦船として基礎的な部分と艦載機の性能ではロシアの方が上なんだけど、純粋に空母機能という観点で遼寧をDisると、その部分はまんまソビエト製を中国は使っているので、確実にブーメランがアドミラル・クズネツォフにも刺さると言う現実は、否定できない…。
*1:アドミラル・クズネツォフは重航空巡洋艦なので、VLSとか短SAMとかの対艦武装を積んでいる分、純粋な航空母艦として考えると無駄が多いというか、格納庫とかが狭くなって艦載機運用能力に劣る