馬がいないウマ娘世界の歴史が気になる -はてな匿名ダイアリー-
馬の代わりに鹿に乗っていたというオチとか(爆)
まあ、設定した本人も深く考えていないだろうし、ネタ設定に野暮なツッコミと取るか、思考実験の一つと考えるかは、個人の主観だけど、馬を中心に考える文化・文明論ってのは、面白い切り口だと思う。
ちなみに、日本の在来馬は、古墳時代にモンゴルから家畜馬として九州に流入したと言う研究がある。
そして北海道に馬が伝播したのは、１８世紀というのだから、馬と言う生き物が日本の本州を生存域として縦断するまで、１０００年近く掛かっているというのが面白い。
ただ、導入の経緯から判るとおり、最初から家畜化された動物として導入された訳で、日本の歴史を参考に「ウマが居ない日本」を考察するのは、イマイチである。
なお、家畜化と言うと、現在世界に「一度も家畜化を経ていない純粋な野生種としてのウマは１種も存在していない」。
牛や豚ですら、家畜化されていない野生種が生き残っているのに、である。
つまりは、人間と共生しなければ、ウマという生き物はとっくの昔に淘汰されていたイキモノな訳で、最古にして人類の最良の友、と言われる犬よりもなお、人間に寄り添っている、と言えるのかもしれない。
どうでも良いんだけど、ウマ娘が「人類の変種」なのか「馬の亜人」なのか？
どっちに寄るかで、過去の歴史の悲惨さが数段変わりそうな気がする。
あと、下手に血統をリアルにすると、登場するウマ娘全体でサンデーサイレンスに繋がって、強いのは大体異母姉妹っぷりがやばいんじゃが。
