HTC U12+ SIMフリーモデル【フレームレッド】

めっちゃ惹かれる。
海外のＳＩＭフリー版も９５Ｋなので、技適もあり、日本向けにローカライズされた日本モデルが９５Ｋなら、日本版を買わない理由が無い。
Ｘｐｅｒｉａ ＸＺ２はＸｐｅｒｉａとしてのデザインを崩した割に、性能的に旧態然としすぎており、重く、Ｘｐｅｒｉａの売りであるカメラも未だシングルで、最上とは言い難い。
かと言って、デュアルカメラとディスプレイが上位にあるＸｐｅｒｉａ ＸＺ２ Ｐｒｅｍｉｕｍは発売が八月と遅く、カメラモジュールも最新では無い。
しかも、ＳｏＣとデュアルカメラ構成を除けば一世代前のＸｐｅｒｉａ ＸＺ Ｐｒｅｍｉｕｍと変わらない、冒険心の欠片も無い機種だ。
正直な話、Ｘｐｅｒｉａ ＸＺ Ｐｒｅｍｉｕｍを持っている身としては、全く食指が伸びない。
対して、ＨＴＣ Ｕ１２＋は、デュアルカメラ、顔認証、１８：９ディスプレイ、狭縁、軽量、防塵・防滴と言うファーウェイやサムスンといった巨大半官企業が新製品に実装してきた機能の大半を押さえつつ、エッジセンスという独自の強みもある。
何より、中華スマホメーカーが挙って追随したｉＰｈｏｎｅＸをコピーしなかった点は、高く評価したい。
ただ、やはり国からの支援がある超巨大企業には敵わない部分もある。
具体的に言うと、ファーウェイのＡＩ機能は、Ｇｏｏｇｌｅ Ｐｉｘｅｌ２では一部対応したのに対して、Ｕ１２＋では対応していない事とか、サムスンの有機ＥＬ液晶とエッジ形状も、ファーウェイやシャオミの一部ハイエンドでは採用しているが、メーカーのフラグシップ、最高機種であっても、Ｕ１２＋は導入できていない。
また、無線充電も非対応で、スーパースローモーション撮影も出来ない。
価格的に言うなら、上記に挙げた機能のほとんどを網羅しているＧａｌａｘｙ Ｓ９＋や、Ｐ２０ Ｐｒｏとほぼ同価格である事を考えると、コストパフォーマンスに劣る事も事実である。
最新ＳｏＣとｉＰｈｏｎｅＸライクな、最新ガジェットとしての機能だけを比較するなら、３万円近く安いＺｅｎｆｏｎｅ５Ｚの方がずっとコスパが良い。
しかし、個人的には音響に拘り、そのままで水中撮影可能なほどの高い防水ＩＰ６８を実現*1し、カメラ性能も自然色の再現に強いチューニングで評価も高い点は、自分の利用用途に対して良く合致している。
無線充電はあれば便利だが、無くても困らないし、スーパースローモーション撮影は個人利用の価値は殆ど無いので、まあ問題ない。
はてさて…うーん。どうしようかねぇ…。
迷いますわ。

*1:実は、ファーウェイのＰ２０は防塵・防水を宣伝しているが、実際はＩＰ６７…防滴まで、Ｇａｌａｘｙ Ｓ９も防水性能はＩＰ６５までで、もっと弱い