習氏の看板に墨、動画投稿で騒ぎに 「個人崇拝」に反発：朝日新聞デジタル

権力集中を進める中国の習近平（シーチンピン）国家主席に対し、「個人崇拝への動きだ」と反発する草の根の動きが各地で起きており、治安当局が厳しく取り締まっている。中国共産党中央もこうした動きの広がりを懸念しているが、対応に苦慮しているようだ。
昨年の党大会以降、中国では習氏の顔写真入りの看板や名を冠した政策スローガンが増加。指導力を歓迎する向きがある一方で、毛沢東時代に個人崇拝が進み、文化大革命を招いた反省から不安の声も絶えない。
上海に暮らす女性市民は４日早朝、市中心部でカメラを回し、「私は習近平の独裁専制的な暴政に反対する！」と主張。「中国の夢」のスローガンが書かれた看板の習氏の顔に墨をかけ、「中国共産党に反対する！　私を捕まえるのなら、ここで待っている」と叫んだ。映像は動画投稿サイトのユーチューブに投稿され、騒ぎが拡大。ネット上では「独裁者の顔に墨をかけよう」と呼びかけられ、習氏の看板に泥を塗る様子の投稿も相次いだ。
女性はその後、警察に拘束され…
(後略)

https://www.asahi.com/articles/ASL7J3C36L7JUHBI013.html

中韓の機関紙である朝日新聞が報道している時点で、中共の情報汚染すら疑われる。
なので、まだまだ中国共産党にとっては、コントロール可能な範囲を逸脱してないと思う。
米中貿易戦争による経済失速で、急速にキンペーの足場が崩れつつある、と言う見解もあるようだけれど、北京オリンピックと世界同時不況の後に、大規模なバラマキでバブル崩壊の先延ばしやって、とっくに破綻している経済を５年近く騙し隠しやってるキンペーが、今更アメリカ相手の貿易が苦しくなった程度で、急に困るというのも変な話だ。
具体的な成果も無いのに、国内政治力だけで中共のトップに成り果せるキンペーに敵が多いのも事実だし、胡錦濤時代に比べて、急速に中国国内の情報が外に出難くなっている事からも、性質の悪い情報統制が進んでいる事も事実だろうけれど、とりあえず「誰の目にも明らかな大失敗」をするまでは、キンペーの独裁体制は続くんじゃないかねぇ…と思っている。