北朝鮮、過去にICBM製造した施設で活動再開のもよう=米高官 | ロイター
[ワシントン 30日 ロイター] - 米政府高官は30日、北朝鮮が、米国を射程に収める最初の大陸間弾道ミサイル(ICBM)を製造した平壌郊外の山陰洞(サンウムドン)にある大規模な研究施設で、活動を再開していることが画像分析によって明らかになったと語った。
https://jp.reuters.com/article/northkorea-usa-missiles-idJPKBN1KL009
高官はロイターに対し、米情報収集衛星の写真や赤外線センサーによる画像分析によると、この施設に車両が出入りしていることが分かったが、ミサイル製造の進展度合いは明らかになっていないと語った。
米紙ワシントン・ポストはこの日、北朝鮮が液体燃料を使用した新たなICBMを1発もしくは2発、製造しているもようだと伝えていた。
米高官によると、1枚の写真にはトラック1台と、過去にICBMの運搬に使われているようなトレーラーが写っている。トレーラーにはカバーがかかっているため、何を運搬しているかは分からないという。
米ホワイトハウスは新たな情報についてコメントしなかった。
(後略)
むしろトランプがブチ切れるかと思っていた「実の無い結果」なのだから、制裁解除なんてある訳が無い。
中露は制裁解除の方で調整しようとアメリカに働きかけたようだが、そもそも中国はアメリカに経済敵国扱いされてるし、ロシアと仲良くするとトランプはアメリカ国民の支持を失うから、当然受ける筈も無し。
米朝会談の直前に切った、老朽化して使えなくなった核実験場の破棄、と言うカードも不発でスカされたし、エネルギー関連の禁輸と言う、経済戦争最強カードを切られている以上、時間は北朝鮮の味方ではない。
冬になって動けなくなる前に、本当に身銭を切るか、卓袱台を返すかくらいの状況だもんねぇ…。
しかし、この状況でホワイトハウスが沈黙してるってのも、良く判らん。
トランプの辞書に「我慢」の文字があるとは、寡聞にして知らなかったので。