ドローン爆発、７兵士負傷…大統領「暗殺未遂」 : 国際 : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）

【リオデジャネイロ＝田口直樹】南米ベネズエラの首都カラカスで４日、マドゥロ大統領の演説中に複数の爆発があり、政府の発表によると、会場にいた兵士７人が負傷した。小型無人機「ドローン」が空中で爆発したという。マドゥロ氏は「私を狙った暗殺未遂だ」と断定する声明を出した。
現場はカラカス中心部の大通り。治安部隊である国家警備隊の兵士らが多数出席する記念式典が開かれていた。ドローンは、マドゥロ氏がいた演壇に近づいて爆発したという。マドゥロ氏らにけがはなかった。
国内の反体制派などの関与が疑われている。政府は複数の容疑者を拘束したと発表した。

https://www.yomiuri.co.jp/world/20180805-OYT1T50048.html

既に内戦やってる国だと、安価な誘導爆弾としてドローン爆弾が使われている現状を考えれば、テロや暗殺に使われるのは時間の問題だったが…これ、ちがくね？
ドローンの爆発は狙いやすい兵隊の列でもなければ、マドゥロ大統領の演説台を狙った訳でもない。
大統領暗殺を狙ったにしては、何から何までお粗末極まりない結果だ。
動画を見る限り、爆発が起きるまで、ベネズエラの治安当局がドローンに対して適切な処置が出来ていた兆候は一切なく、きちんと大統領のところまで誘導出来ていれば、確実に暗殺成功出来ていただろう。
この手のテロは最初の１回が最も成功率が高く、２回目以降は著しく成功率が下がる。
マドゥロ大統領の表情を見る限り、自作自演も無さそうだけど、かと言って本気のテロにしては、お粗末すぎる。