Huaweiがアメリカ市場から全面撤退すると報じられる - GIGAZINE
スマートフォンのシェアでAppleを抜いて世界2位に踊りでた中国のHuaweiが、アメリカ市場から全面撤退すると韓国のITニュースメディアetnewsが報じています。
https://gigazine.net/news/20180807-huawei-withdraws-american-market/
(中略)
FBI・CIA・NSAといったアメリカの諜報機関で長官を務める人物たちが、口をそろえて「アメリカ市民はHuawei製の製品およびサービスを使用してはいけない」と警告、その後、アメリカ連邦通信委員会も同様の呼びかけを行い、アメリカ市場からHuawei製品を締め出すための動きをみせていました。
アメリカ当局からの圧力により大手通信キャリアのAT&TやVerizonとの契約も終了していたHuaweiですが、ついにアメリカ市場でのビジネス展開を諦め、市場から全面撤退する判断を下したとetnewsが報じています。
(中略)
Huaweiにとってアメリカ市場は無視できない存在であるため、現状の大きな問題となっているアメリカと中国の間で起きている貿易摩擦が改善されたのち、アメリカ市場へ再参入するという計画を立てたのでは、とetnewsは推測しています。
なお、Huaweiは2013年にも同じようにアメリカ市場から一時撤退していました。
記事の最後にある通り、別に初めてという訳でもなし、妥当な結論ではないだろうか。
このニュースで一番喜ぶのは、アメリカのシェアを総取りできるサムスンとかASUS、Acerといった台湾メーカー。
困るのは、コスパの良い中華スマホを買えなくなるアメリカの中間以下の貧困層。
でも、1年落ちで良ければ元ハイエンドが半額以下で買える国なので、実害は無いだろうけれど。
日本も右倣えして欲しいんだけど、アメリカと違って型落ちのスマホを格安で売る市場が無い上に、総務省のせいで国産スマホが絶滅寸前の為、ファーウェイを締め出すと、サムスンに侵食される結果に終わる。
まあ、それでも可能な限り、サムスンとファーウェイは買わないようにするけどさ。