gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

はてなダイアリーが更新できなくなったので、泣く泣くこちらに移行。使いづらいようなら、別なサービスへの引っ越しも検討する予定。元ダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/

『新潮45』の休刊に失望した -はてな匿名ダイアリー-

杉田水脈の記事は読んでないので、その内容について言及はしないが、雑誌が一記事を載せたという理由で、クレーマー活動により廃刊に追い込まれた、と言うのは、HJでとある小説が、作者の過去のツイートなどを理由に炎上した途端、既刊含めて全廃刊にまで追い込んだのと同様に、悪い意味で「出版史に残る事件」だと思う。
こんな理由で廃刊にされてしまうなら、朝日新聞毎日新聞などは、とっくの昔に潰されていただろう。
ぶっちゃけ、朝日新聞毎日新聞言論の自由表現の自由を越えて、捏造の自由まで謳歌する、権利の濫用者であり、ある意味では外観誘致罪を適用して欲しいぐらいに悪質な事をやらかしているが、言論の自由表現の自由を認める日本の法律には違反しておらず、彼らは今もなお元気に、反日報道に勤しんでいる。
HJのライトノベルとか、一雑誌に載った、個人の寄稿記事とかより、もっと重要で深刻な問題を孕む方が放置されて、娯楽小説やら、大衆向けの雑誌が詰め腹を切らされるという歪さは、日本人が持つ悪弊の一つである「責任の重さに関する不公平」の発露のように思える。
ただまあ、この事件に関して言うなら、LGBTに限らず、ポリコレ棒として使えそうな事案に、群がるようにして「自分の正しさを補強する為」に賛意を示し、勝手に代弁してまで過剰に擁護し、ポリコレ棒で幾ら殴っても良い相手を殴りつける事で、「自分も社会に認められてる」と錯覚したい、「立場も名も無き群衆」によって、元の主張が先鋭化していく現象に対する、冷や水として、わざと不採算媒体を生贄に捧げたんじゃないか、という意図を感じるのは、やはり陰謀脳か…。
いやだって、普通にポリコレ棒案件の杉田水脈の寄稿記事なんて、火中の栗を、あのタイミングで拾いに行くなんて、普通に自殺行為にしか見えないし…。
まあ、ずさんな廃刊説明を考えると、陰謀論も説得力を無くすのもまた事実なのだが。