gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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半年で壊れた中国製ヒゲ剃りに対する中国企業の対応に「アフターサービスに対する構え方がまるで違う」と感じた話 - Togetter

この件で、最初の方の連中は、日本企業に比べて中国人の合理主義カッケーみたいな論調だったけれど、単に「短期間に売り逃げ」「欠陥による泣き寝入りは丸儲け」「欠陥の原因調査とフィードバックはしない」「看板が汚れたら新しい名前にすればOK」という、無責任が背景にある「合理主義」である事がツッコまれると、擁護者が減っていったのが面白い。
「一見、既知のトラブル」だったとしても、統計資料になるんだから、返送と原因調査をスキップする理由にはならんし。
そもそも、この件を楽観視している人達が、この中国人の合理主義によって削られた安全性が、「命には関わらないだろう」と無意識に侮っている点が怖い。
中国では、椅子のガスクッションが暴発してケツに刺さって死んだ事例すらあるんやで…。
あと、「玩具なら日本製でもあるある」という意見に関しては、おもちゃの場合、販売元が小資本である事が多く、また商品寿命的に金型を修正して再販、という事が滅多に無く「短期間に売り逃げ」という形にならざるを得ない為、ある程度は仕方がない部分がある。
工業製品を作ってるメーカーが、後継機種などにも使える筈の知見を得る機会を捨てて、フィードバックをガン無視するのとは、問題が違うとしか。