gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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米国で報告された尖閣周辺の「危ない現状」 中国の攻勢がエスカレート、高まってきた軍事衝突の危険性 | JBpress(日本ビジネスプレス)

中国は尖閣諸島を奪取するために軍事力を土台とする攻勢を強め、日本領海に艦艇を侵入させるほか、新たに人民解放軍直属の潜水艦や軍用機の投入による日本領土侵食を開始した──。
11月中旬、米国議会の諮問機関がこんな報告を公表した。中国のこの動きは、尖閣諸島での日本の施政権を否定し日中両国間の軍事衝突の危険を高めるとともに、米国の尖閣防衛誓約へのチャレンジだともいう。
こうした中国の動向は、最近の日本への融和的な接近とは対照的である。中国当局は米国からの圧力を弱めるために日本への微笑外交を始めている。だが、米国議会の諮問機関による報告は、実際の対日政策の攻勢的な特徴は変えていないことを明示するといえそうである。
(中略)
同委員会の2018年度の年次報告書は、日本に関連して「中国は、米国と日本など同盟諸国との絆を弱め、その離反を図る一方、尖閣諸島への軍事的攻勢を強め、米国の日本防衛、尖閣防衛の誓約にチャレンジしている」と述べていた。
(中略)
・中国側の潜水艦など海軍艦艇が、尖閣諸島の日本側の領海や接続水域へ顕著に侵入するようになった。中国は、日本の尖閣諸島の施政権を否定する方法として軍事的な要素を強めてきた。
(中略)
・2018年全体を通じて、中国軍は尖閣付近での軍用機の訓練飛行をそれまでになく頻繁に実施するようになった。
(中略)
・2018年全体を通じて中国の公艇は平均して毎月9隻の割で尖閣諸島の日本領海に侵入してきた。
(中略)
・中国の尖閣諸島に対するこうした攻勢は、明らかに日本が持つ尖閣の主権と施政権への挑戦であり、とくに施政権を否定する意図が明白である。同時に日米安保条約によって尖閣の防衛を誓っている米国に対しても挑戦を強めてきたといえる。
(中略)
中国側の尖閣に対する動向をみるかぎり、日本領土を奪取し日米同盟を敵視するという年来の対日政策はなにも変わっていないことになる。とすると、いまの習近平政権が安倍晋三首相らにみせる友好的な態度はみせかけだけだという結論になりそうだ。

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/54723

そりゃ、今年8月から毎月2基以上のGPS衛星を打ち上げて戦争準備している中国を見て、「中国は平和的な発展を望んでいるんだー」とか言う馬鹿が上の方に居たら、マジで即座に友愛した方が良い。
理由はイマイチ不明ながら、安倍首相は就任以来、ロシアとの関係改善交渉を粘り強く続けており、ウクライナ問題やシリア問題で米露関係が悪化する度に交渉がリセットされつつも、アメリカに睨まれる勢いで平和条約締結に向けた努力を続けている。
この状況で、キンペーが露骨に日本に擦り寄ったのは、アメリカが日本に対して疑念を持つように誘導する為のトラップ以外の何物でもない…のだが、これを大人げなく撥ね付けては、外交にならないので、安倍首相も対外的には日中関係の改善をアピールするしかない。
韓国?あそこの外交は国際外交の域に達してない、クソガキの駄々捏ねと同レベルですし。
短期的には不利になると思われた「日韓合意に関する韓国からの追加文章」だって、今となっては逆に韓国を追い詰める一文になったように、外交に関する嗅覚が鋭い安倍首相が、中国の意図に気付いていない訳は無いんだけど、ホント、ロシア向けの外交に関してだけは、マジでわからんわ…。
しかし、トランプ。
中間選挙が終わったのに、未だ北朝鮮相手になーんにもしてないのは、やはりクリスマスを満喫する為か…。
アメリカ人って、クリスマス前後はマジで動きがストップするからなぁ…。