gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

はてなダイアリーが更新できなくなったので、泣く泣くこちらに移行。使いづらいようなら、別なサービスへの引っ越しも検討する予定。元ダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/

ASCII.jp:ファーウェイの新スマホで対応する「NMカード」は次世代ストレージの主流になる!?

(前略)
ファーウェイが10月に発表した「HUAWEI Mate 20」シリーズは、新しいメモリカード規格「NMカード」を採用しています。NMは「Nano Memory」の略。本体サイズは12.3×8.8×0.7mmと、nanoSIMカードと同じ大きさになっています。これによりSIM/メモリカードトレイを小型化できるメリットがあります。
(中略)
NMカードの速度はリード毎秒最大90MBとのこと。実際にどの程度のスペックなのか、ファーウェイ純正のNMカードリーダーを購入して試してみました。
(中略)
読み書きテストの結果です(CrystalDiskMakerにて計測)。NMカードの速度はリード毎秒40MB強、ライト毎秒40MB前後。
サンディスクのClass 10のmicroSDカードを同じリーダーでテストしてみると、リード毎秒40MB強、ライト毎秒15MB前後でした。ということでリード速度はClass 10相当、ライトは速い、と言えそう。
より高速なKingstonのUHS-I スピードクラス3対応microSDカードではリード毎秒90MB前後、ライトが毎秒55MB前後。NMカードのライト速度はこのクラスの製品に迫っています。
(中略)
NMカードはこの小ささゆえ、頻繁に交換して使うものというよりも、本体に入れたままにして使ったほうがよさそうです。
(後略)

http://ascii.jp/elem/000/001/773/1773940/

64GBが199人民元(3,231円)。
記事中にある「KingstonのUHS-I スピードクラス3対応microSDカード」で同容量は、Amazonで3,000円となっており、価格優位性も無ければ、性能的な優位も無い。
これは、64GBだけでなく、256GBまでの全容量で同様であり、現状では「単に価格性能的に悪くて互換が無い小さい追加メモリ」としか言いようが無い。
しかも、流通まで制限されている現状、かつてSonyのβが性能的に勝っても価格と商流で劣位だった為に敗北した歴史より酷い状況だから、良くて中国のローカル規格止まりじゃないかなぁ。
つっか、わざわざ新規格出してるんだから、性能は今までのmicroSDを凌駕しないと、意味ないやん、と思うのだが。