gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

はてなダイアリーが更新できなくなったので、泣く泣くこちらに移行。使いづらいようなら、別なサービスへの引っ越しも検討する予定。元ダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/

即位礼正殿の儀に伴う、各種施設の無償開放

あいにくの雨ということで、出かける気力がゴリゴリと削られる。
そういえば、先日の台風で避難した区役所で、記帳所が設置されたとか、多分、もう死ぬまでにもう一度年号が変わることはないと思うので、近くだし、記帳に行く。
その後、ふと「皇居の売店で国産の牛革財布が激安で買える」という情報を思い出し、今日買ったら記念になるかなぁ…と思いついて、皇居まで行ってみることにした。
雨の中、皇居東御苑近くまで行ったのだが、当然のように警備厳重で、ゲートが閉まっている感じ。
警察の人に聞いてみると、今日はすべての門が閉じられているとのこと。
…まあ、当然か。
というわけで、上野にGOすることにした。
まずは、国立西洋美術館へ。
特別展の「ハプスブルク展」は有料だが、常設展は無料なので…まずはミュージアムショップへ。
ハプスブルク展」の図録をパラパラとめくるが、思ったより規模が小さそうだったので、パス。
図録も買わなかった。
FGOプレイ民として、マリーアントワネット絡みの展示がもっとあれば、行ってもよかったんだけど。
なお、国立西洋美術館の入り口には「弓を引くヘラクレス」というブロンズ像があったりする。
アーチャーヘラクレスである。
国立西洋美術館に限らず、撮影禁止の一部を除いて写真OKなので、興味の赴くままにパチパチと。
「洗礼者聖ヨハネの首を持つサロメ
ヘラクレスとオンファレ」
ゴリアテの首を持つダヴィデ」
「パリスを戦場へと誘うヘクトール
「牢獄のサロメ
…この辺りは、FGOファンなら興味があるだろう。
あとはベタにルーベンスとかフェルメールとかゴッホとかルノワールとかピカソとか、定番の名画を眺めて帰る。
改めて、近代に近づくほどに、興味がなくなっていくなー…とか、自分の好みがよくわかったわ。
モネとかあたりの印象派の作品には、本当に「ふーん」ぐらいにしか思わなかったし。
次は、国立科学博物館へ。
こちらもミュージアムショップを冷やかしたのだが、鉱物標本とか化石とか虫入り琥珀とか、欲しくなったけれど、後で冷静になったら航海する奴だ、と思ったので、我慢。
シアター360の列に並ぶ。
40分待ち、との説明通り、きっちり40分まって中に入れたが、360度スクリーンの圧倒的臨場感は、マジぱない。
興奮冷めやらぬまま、昼を過ぎていたので、地球館のレストランへ向かう…途中で、ラムダロケット用ランチャーを見学。
あのサイズ、あのランチャーで衛星打ち上げが可能という変態固体ロケットの実物を見て、アレを転用すれば兵器になる、と警戒されるのもむべなるかな、と思ったり。
逆に言うなら、それだけの技術を、非軍事予算だけで開発できてしまった日本の科学技術研究の「歪み」にも、呆れと諦観すら感じるのだが。
国が、政府がもっとしっかりしてて、日本以外の国のように、宇宙開発と軍事を切り離さなければ、日本はもっとマシなロケット開発ができていただろうに、と。
地球館のレストランだが、かなり混んでいる様子だったので、あきらめて、展示を回る。
地上3階、地下3階の6フロアを使った展示は、かなーり面白かったんだけど、午後になって雨がやんだせいか、オコサマヅレが大量に居て、じっくり見学できなかったのが、残念。
イトカワから回収したサンプルを顕微鏡で見られたんだけど、ルールを守らないオコサマヅレのせいで、持ち時間1分より短い時間しかみられなかったし(怒)
続けて、日本館もチェックしたが、こちらは昔見たことがあるので、さらっと眺める。
最後に、東京国立博物館へ。
すでに15時半を過ぎ、17時の閉館まで時間がなかったのと、歩きすぎて足が疲れ果てていたので、刀剣類と浮世絵だけを見て、他はさらっとながす。
FGOファン的には、北斎の浮世絵が2枚あるのが、見所か?
いい時間だったので、そのまま上野駅に戻り、秋葉原へ。
ドンキとパソコン工房ソフマップを冷やかして、お茶の水のホテルジュラクへ。
あけびの実のディナーバイキングを楽しむ。
限定メニューは、刺身とパンプキンプリン。
しっかり食べて、帰る。
…途中で、温泉に寄って、疲れをいやす。
なんというか、密度の高い1日だった。